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資料3

障害者(児)の地域生活支援のあり方に関する検討会 ヒアリング資料/2003.8.26.


イギリスにおける障害者の地域生活支援




神奈川工科大学 福祉システム工学科
小川 喜道


自己紹介

 視覚障害者、肢体不自由者の地域復帰、障害児の療育支援・相談事業等に20数年従事。2000年4月より神奈川工科大学福祉システム工学科教員。1995年〜1996年に、ロンドン大学児童保健研究所にて地域に根ざしたリハビリテーション(Community-Based Rehabilitation)及び地域障害学(Community Disability Studies)を学ぶ。この間、イギリスの障害者とその家庭生活に触れる。その後、毎年特定地域の障害者に対する社会サービスをフィールド調査している。
 社会活動は、神奈川県障害者基本計画策定委員会委員、障害者ケアマネジメント体制推進会議委員、同相談窓口設置促進検討部会長。あつぎ障害者自立生活センター理事、神奈川聴覚障害者総合福祉協会評議員、等。
 著書に「障害者のエンパワーメント−イギリスの障害者福祉」明石書店,1998年(単著)、「リハビリテーション論」全社協,2002年(分担執筆)、「Q&A脳外傷」明石書店,2001年(編集・分担執筆)、他。
 最近の学会発表は、「英国コミュニティケアにおけるダイレクト・ペイメント」(日本地域福祉学会,2003)、「セルフヘルプグループと専門職とのパートナーシップ」(Rehabilitation International in Asia and Pacific, 2002)


イギリスにおける障害者の地域生活支援
配布資料目次

(主としてイギリスの障害者団体から出されている資料及び社会サービス部から出されている資料をそのまま使用しています。委員各位におかれましては、これらからイギリスの地域生活支援に関する事情を読み取っていただければ幸いです。)

I 障害者からみたコミュニティケア
1. コミュニティケアとは何か
2. 誰がコミュニティケアを受けられるか
3. コミュニティケアに関する法の流れ
4. アセスメントとは何か
5. アセスメントの実施とは
6. ケアプランニングとは
7. コミュニティケアの課題は
8. イングランドにおけるコミュニティケア受給者数
9. 日本の地域生活支援についてイギリスの視点からコメント

II イギリスのダイレクト・ペイメント制度
1. ダイレクト・ペイメントとは何か
2. ダイレクト・ペイメント利用者の声
3. ダイレクト・ペイメントの受給資格
4. ダイレクト・ペイメント制度の基本方針
5. コミュニティケアのダイレクト・ペイメントと支援費制度の代理受領の比較
6. イギリスのダイレクト・ペイメント制度の視点からみた支援費制度の課題

参考資料
1. 英国視覚障害者協会「コミュニティケアとは何か」(1999)
2. 「社会サービス部によるアセスメント優先順位の根拠」
3. 「T区ケアマネジャー・実施マニュアル目次」
4. 「チェックリスト ダイレクト・ペイメント(DP)利用者の責任}
5. 「ダイレクト・ペイメント利用者及びT区社会サービス部合意書」
6. 保健省「ダイレクト・ペイメントをうけるためのガイド」
7. ダイレクト・ペイメントのモニタリング・四半期の収支報告書
8. ダイレクト・ペイメントのケア・アレンジメント変更用紙


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