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米国産業衛生専門家会議(ACGIH)の許容限界値等の勧告について
 許容限界値(TLVs)等を物質ごとに勧告している。
 許容限界値(TLVs)は、通常1日8時間及び1週間に40時間の労働時間に対する時間荷重平均濃度(TLV−TWA)として、又は15分間の短時間ばく露限界(TLVーSTEL)として、又は、作業中のばく露のいかなる時でも超えてはならない濃度である上限値(TLV−C)として、約700物質について、表示されている。
  また、発がん性について、約300物質を、A1(人に対して発がん性が確認された物質)、A2(人に対して発がん性が疑われる物質)、A3(動物に対して発がん性が確認された物質であるが、人への関連性は不明)、A4(人に対して発がん性物質として分類できない物質)、A5(人に対して発がん性物質として疑えない物質)の5段階のカテゴリーに分類している。
 さらに、経皮膚浸入物質、感作性物質も示している。
 一部の物質については、生物学的ばく露指標が定められている。


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