研究事業:統計情報高度利用総合研究事業 | ||||||||||||
所管課:大臣官房統計情報部人口動態・保健統計課保健統計室 | ||||||||||||
予算額の推移:(いずれの年度も留保分を含む。)
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厚生(労働)科学研究費補助金(統計情報高度利用総合研究事業)研究課題(直近4年間)
[平成12年度]1. | 包括的指標による地域の健康状態の評価とその利用に関する研究 矢野 栄二(帝京大学医学部) (平成10〜12年度研究課題) |
2. | 健康危機の早期検出を目指した厚生統計情報等の自動解析システムの開発に関する研究 山口 直人(国立がんセンター研究所) (平成10〜12年度研究課題) |
3. | 指定・承認・届出統計の有効利用に関する研究 柳川 洋(埼玉県立大学) (平成11・12年度研究課題) |
4. | 成人へのキャリーオーバーした疾病の生命予後と死亡率に関する研究 寺井 勝(千葉大学医学部付属病院) (平成11・12年度研究課題) |
5. | 人口動態統計指標のベイズ推定と地域集積性の評価に関する研究 丹後 俊郎(国立公衆衛生院) (平成11・12年度研究課題) |
6. | 都市における保健統計システムの総合的開発に関する研究 栃久保 修(横浜市立大学医学部) (平成11・12年度研究課題) |
7. | 厚生統計を用いた健康寿命等の総合指標の開発 近藤 健文(慶応義塾大学医学部) (平成11〜13年度研究課題) |
8. | 保健・医療の効果と費用と諸局面横断的に指標化する総合的な関係型データベース構築・活用に関する研究 今中 雄一(京都大学大学院) (平成12年度研究課題) |
1. | 厚生統計を用いた健康寿命等の総合指標の開発 近藤 健文(慶応義塾大学医学部) (平成11〜13年度研究課題) |
2. | 社会的構造因子と地域集団健康指標の関連性に関する研究 橋本 英樹(帝京大学医学部) (平成13年度研究課題) |
3. | 都道府県における厚生統計調査の利便性に資するデータベースの在り方に関する研究 藤本 眞一(広島県立女子大学) (平成13年度研究課題) |
4. | 保健福祉動向調査において実施したCES-D調査の解析研究 中根 允文(長崎大学医学部) (平成13年度研究課題) |
5. | 海外の統計情報の実態とその評価に関する研究 宮城島 一明(京都大学大学院医学研究科) (平成13・14年度研究課題) |
6. | 医療機関の機能分化と役割分担の実態を明らかにするための統計調査に関する研究 伏見 清秀(東京医科歯科大学) (平成13・14年度研究課題) |
7. | OECDのSHA手法に基づく医療費推計及び国際比較に関する研究 医療経済研究・社会保険福祉協会 医療経済研究機構 (平成13・14年度研究課題) |
1. | 海外の統計情報の実態とその評価に関する研究 宮城島 一明(京都大学大学院医学研究科) (平成13・14年度研究課題) |
2. | 医療機関の機能分化と役割分担の実態を明らかにするための統計調査に関する研究 伏見 清秀(東京医科歯科大学) (平成13・14年度研究課題) |
3. | OECDのSHA手法に基づく医療費推計及び国際比較に関する研究 医療経済研究・社会保険福祉協会 医療経済研究機構 (平成13・14年度研究課題) |
4. | 患者調査の客体設計の在り方に関する研究 吉村 功(東京理科大学) (平成14・15年度研究課題) |
5. | 医療施設動態調査・病院報告の在り方に関する研究 藤本 眞一(広島県立女子大学) (平成14・15年度研究課題) |
6. | 医師・歯科医師・薬剤師調査の在り方に関する研究 近藤 健文(慶応義塾大学医学部) (平成14・15年度研究課題) |
7. | 社会的経済要因が地域健康に及ぼす影響を解明するための保健統計活用に関する研究 橋本 英樹(帝京大学医学部) (平成14・15年度研究課題) |
1. | 患者調査の客体設計の在り方に関する研究 吉村 功(東京理科大学) (平成14・15年度研究課題) |
2. | 医療施設動態調査・病院報告の在り方に関する研究 藤本 眞一(広島県立女子大学) (平成14・15年度研究課題) |
3. | 医師・歯科医師・薬剤師調査の在り方に関する研究 近藤 健文(慶応義塾大学医学部) (平成14・15年度研究課題) |
4. | 社会的経済要因が地域健康に及ぼす影響を解明するための保健統計活用に関する研究 橋本 英樹(帝京大学医学部) (平成14・15年度研究課題) |
1. | レコードリンケージを用いた保健医療福祉統計の有効活用に関する研究 橋本 修二(藤田保健衛生大学医学部) (平成14・15年度研究課題) |
2. | データ・リンケージによる産業別生命表の作成とその応用に関する研究 そうけ島 茂(京都大学医学部) (平成14・15年度研究課題) |
3. | レコードリンケージ解析を利用した医療経済面を含めた医療関連統計調査の活用方法に関する研究 伏見 清秀(東京医科歯科大学大学院) (平成14・15年度研究課題) |
○統計情報高度利用総合研究
研究課題 | 実施 期間 |
合計 金額 (千円) |
主任研究者 所属施設 |
氏名 |
イ 研究成果の学術的・国際的・社会的意義 |
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| 発表状況 | 特許 | 施策 |
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原著 論文 (件) |
その 他 論文 (件) |
口頭 発表 等 (件) |
特許の出願及び取得状況 | 反映件数 | |||||||||||||
海外の統計情報の実態とその評価に関する研究 | 平成13-14年度 | 7,300 | 京都大学大学院医学研究科 | 宮城島一明 | ア 研究目的の成果 保健分野の統計情報として、人口動態、医師等の調査等の実施方法と情報収集方法(オンライン化)等について、OECD事務局及び協力が得られた加盟国の調査を実施。調査結果では、全国統一オンライン化を予定している国はなく、保健統計収集に関する制度の国別の差が大きいことが明らかとなった。例えば、ドイツのe-governmentに対する調査では、データの収集は多くは今後とも紙または一部イントラネットに留まり、個人データのオンライン利用に対する態度は慎重であった。 イ 研究成果の学術的・国際的・社会的意義 統計情報の収集は、各国の社会体制が反映しているという傾向を示せたのは、学術的な意義がある。調査実施国では、準公的な組織・団体等のデータを国が利用していることが多いことが判明し、今後、統計制度のあり方を考慮する際に参考とできる。 |
調査によって、保健統計情報の収集には、各国の社会体制が反映しているという傾向が示された。今後、海外統計情報の収集について検討する際には、その社会体制を十分に考慮することと、準公的な組織・団体の活用を検討することが提言された。 | 調査によって、保健統計情報の収集には、各国の社会体制が反映しているという傾向が示された。今後、海外統計情報の収集について検討する際には、その社会体制を十分に考慮することと、準公的な組織・団体の活用を検討することが提言された。 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | |||||
医療機関の機能分化と役割分担の実態を明らかにするための統計調査に関する研究 | 平成13-14年度 | 9,500 | 東京医科歯科大学医療政策学講座医療情報システム学 | 伏見清秀 | ア 研究目的の成果 複数の統計調査データを連結して効率的に分析する手法を開発し、医療機関の専門性、機能分化、地域での医療連携の実態を表す新たな統計的指標を明らかとした。 イ 研究成果の学術的・国際的・社会的意義 これらの成果は、統計データの統合的活用方法を示したこと、本邦の医療の実態分析を国際レベルで比較するための基礎的資料を提供すること、医療提供体制の効率化に不可欠な医療連携の実態を分析し明らかとしたことなどの学術的、国際的、社会的意義がある。 |
医療機関の機能、専門性および地域連携の評価に関して、今後の医療施設調査、患者調査等の医療関連統計調査の分析を、より高度化するための基盤技術として有用である。 複数の統計データを統合し包括的に分析する手法の実現性と有効性を示したことは、統計情報の高度利用につながる。 |
我が国の医療機関の機能評価に関し、新しい手法を導入し分析を行ったことは、関連分野の研究に重要な役割を果たしている。 | 2 | 1 | 2 | 0 | 1 | |||||
OECDのSHA手法に基づく医療費推計及び国際比較に関する研究 | 平成13-14年度 | 9,350 | 医療経済研究機構 | 宮澤健一 | ア 研究目的の成果 OECDが定めた国際比較ための医療費推計方法であるSHA(a System of Health Accounts)の基準に従い、日本の医療・保健・介護等のコストを算出する推計手法の開発を行った。OECDの改訂に対応すると共に、推計手法の精緻化を行った。 イ 研究成果の学術的・国際的・社会的意義 SHAの概念に基づいた推計では、治療等医療、長期看護等の機能別分類、病院、看護施設、外来ケアの供給主体別分類、政府、民間の財源別分類の3領域があり、推計の精緻化を行えたのは学術的にも有意義である。そして、国際比較可能性のある指標を推計できたのみならず、精緻化における課題点をOECDに報告できた点は国際的にも意義あるものと考える。また、3つの領域を用いることにより、どの機能をどの供給主体がどの財源で提供しているかに関するマクロレベルの情報が得られたのは社会的にも意義がある。 |
国際的に比較可能な推計手法の開発を行えたのは、統計情報の高度な利用に資する。 | 国際的に比較可能な推計手法の開発を行えたのは、統計情報の高度な利用に資する。 | 1 | 1 | 1 | 0 | 1 | |||||
※本研究課題における研究班全体の成果、予定を含む ※施策への反映状況・件数は、幅広く記述する。 |