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 血液凝固第VIII因子製剤の供給については、平成15年1月24日付けで以下の取扱いとすることといたしました。
 平成13年3月、一部の遺伝子組換え製剤(コージネイト;バイエル薬品(株)輸入)に出荷一時停止等の問題が生じた以降、成分献血の推進、原料血漿の確保、献血由来製品の増産等、関係者の御協力によりその安定供給を確保してまいりました。
 献血に御協力をいただいた国民の皆様、並びに関係各位に改めて感謝申し上げるとともに、引き続き血液事業の推進に御協力をお願いいたします。

平成15年1月27日
厚生労働省医薬局血液対策課

(情報提供)

平成15年1月24日
照会先:医薬局血液対策課
丈達(内線2907)、菊池(内線2906)

血液凝固第VIII因子製剤の供給について

 本日開催された薬事・食品衛生審議会血液事業部会(公開)において、血液凝固第VIII因子製剤の供給について、現在の在庫量及び今後の需給動向を踏まえると、緊急対応すべき事態は解消されていると考えられることから、以下のとおり取り扱うことを了解された。

  1. 日本赤十字社、(財)化学及血清療法研究所、バクスター(株)への「最大限生産・増量する」ことの要請及びバイエル薬品(株)への「少なくとも平成14年12月までは、概ね前月出荷量の6ヶ月分を在庫として確保しながら供給する」ことの指導(「血液凝固第VIII因子製剤の安定的な確保について」(平成13年9月5日付及び平成14年2月7日付厚生労働省医薬局長通知))については、これを解除する。なお、引き続き安定供給の確保への協力については引き続き依頼する。

  2. 日本赤十字社における原料血漿貯留保管期間については、供給が安定するまでの暫定措置として「4か月以上」としているが、これを解除する。

  3. 各社の製造・輸入量、供給量、在庫量については、引き続き厚生労働省においてモニターし、必要に応じて適切な対応をとる。


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