日時：	平成１４年１２月１２日（木）　　１０時〜１２時
場所：	厚生労働省専用第１０会議室
出席者：	鈴木、関田、出川、中澤、林、廣瀬（雅）、山崎、吉池、四方田各委員 （参考人）石見、西牟田、山田各参考人 （事務局）中垣基準課長、吉田課長補佐、加藤添加物係長、大久保

審議概要

議題１	ステアリン酸マグネシウムの食品添加物としての指定の可否について 　成分規格における記載の整備等につき確認がされたことから、毒性・添加物合同部会に上程することとされた。
議題２	メチルヘスペリジンの成分規格改正の可否について 　前回の指摘に基づく追加資料の検討を行った結果、成分規格を改正して差し支えないとの判断がなされ、毒性・添加物合同部会に上程することとされた。
議題３	リン酸三マグネシウムの新規指定及び酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、グルコン酸亜鉛及びグルコン酸銅の使用基準改正の可否について 　上記品目の取扱いについて、平成１３年度国民栄養調査結果等に基づき、栄養学的見地からの専門家も交え、審議が行われた結果、 (1) 酸化マグネシウム及び炭酸マグネシウムについては栄養強化目的での使用を認めるよう使用基準を改正して差し支えないとの判断がなされ、毒性・添加物合同部会に上程することとされた。 (2) リン酸三マグネシウムについては、成分規格について整備を行った上で食品添加物として指定して差し支えないとの判断がなされ、毒性・添加物合同部会に上程することとされた。 (3) グルコン酸亜鉛及びグルコン酸銅については、摂取量と無毒性量との安全域の幅が狭いため、摂取上限を規定する必要性など、さらなる検討が必要であるとされ、継続審議することとされた。

〈照会先〉厚生労働省医薬局食品保健部基準課
　　　　　　　吉田（内線２４８９）
　　　　　　　加藤（内線２４５３）
　　　　　　　ＴＥＬ：０３（５２５３）１１１１（代表）