本日、薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会において、組換えDNA技術を応用した食品及び添加物の安全性について、「組換えDNA技術応用食品及び添加物の安全性審査基準」(平成12年5月1日付け 生衛発第825号-1 厚生省生活衛生局長通知別添1。以下「審査基準」という。)に基づき審議した結果、食品1品種及び添加物2品目について、人の健康を損なうおそれがあると認められないと判断する旨の答申を得た。
なお、厚生労働省では、本答申を受け、厚生労働大臣が定める安全性審査の手続を経た旨の公表を行うための官報掲載の手続を行うこととしており、これにより、下記の食品1品種及び添加物2品目については、輸入、販売等が食品衛生法上可能となる。
1 | 対象品種 | とうもろこし(鞘翅目害虫抵抗性トウモロコシMON863系統) |
性質 | 害虫抵抗性 | |
申請者 | 日本モンサント株式会社 | |
開発者 | Monsanto Company(米国) |
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2 | 対象品目 | プルラナーゼ(SP962) |
性質 | 生産性向上 | |
申請者 | ノボザイムズ ジャパン株式会社 | |
開発者 | ノボザイムズA/S(デンマーク) |
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3 | 対象品目 | α-アミラーゼ(SP961) |
性質 | 生産性向上 | |
申請者 | ノボザイムズ ジャパン株式会社 | |
開発者 | ノボザイムズA/S(デンマーク) |
厚生労働省医薬局食品保健部 監視安全課 担当者:三木、田中(2447、2454)