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平成14年2月15日
(情報提供)

厚生科学審議会冠動脈疾患遺伝子治療臨床研究作業委員会・科学技術・学術審議会遺伝子治療臨床研究(冠動脈疾患)審査ワーキンググループの概要

1.本日、下記のとおり標記作業委員会・ワーキンググループの合同会議を行った。

日時平成14年2月15日(金)15:00〜17:00
場所経済産業省別館 850号会議室(8階)

2.審議案件及び内容は次のとおり。

(1)九州大学医学部附属病院(冠動脈形成術後再狭窄の抑制)の遺伝子治療臨床研究実施計画について、第1回の審議を行い、まず、施設より説明が行われた。
 施設の説明及び提出資料を基に、研究計画の妥当性について意見交換が行われたところ、各委員から意見を事務局に提出していただくこととされた。

(2)遺伝子治療臨床研究実施計画の内容は別添参照。


(別添)遺伝子治療臨床研究申請平成14年2月15日審議分

タイトル(申請年月日)変異型monocyte chemoattractant protein-1(MCP-1)遺伝子プラスミドを用いた遺伝子治療臨床研究 −冠動脈形成術後再狭窄の抑制を目指した臨床研究−
(2001年12月21日)
実施機関及び総括責任者実施機関:九州大学医学部附属病院
総括責任者:同附属病院循環器内科・竹下 彰教授
導入遺伝子ヒト変異型MCP-1遺伝子
ベクタープラスミドベクター
対象疾患経皮的冠動脈形成術を施術する安定労作性狭心症
実施期間および対象症例数1年(安全性を確認する目的の第I相臨床試験)
20例
治療研究の概要安定労作性狭心症を対象として、経皮的冠動脈形成術を行う際に、炎症に伴う単球の遊走に関与するMCP-1受容体を阻害する変異型MCP-1遺伝子を導入したプラスミドを骨格筋内に投与することにより、冠動脈形成術後の炎症を抑制し、再狭窄を予防しようとするもの。
その他(外国での状況等)・ 同様の研究はされていない。
・ 変異型MCP-1遺伝子の物質特許は米国の研究者が取得している。



連絡先
厚生労働省大臣官房厚生科学課
  担当  中垣(3803)
      広瀬(3807)
電話 03-5253-1111(代表)
   03-3595-2171(直通)


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