女性のライフスタイルの変化等に対応した年金 の在り方に関する検討会報告書のあらまし |
【報告書の性格】(I はじめに)
○検討会で行った女性と年金をめぐる議論について、その基本的な考え方や論点について整理したもの ○今後の本格的かつ国民的な議論に資する |
【ライフスタイルが多様化している女性と年金制度との間に存在する問題】(II 女性と年金問題とは?)
○女性のライフスタイルの多様化と標準的な年金(モデル年金)の考え方の乖離
〔標準的な年金(モデル年金)の考え方〕 ○被用者年金への加入期間の短さ、低賃金に伴い相対的に低い水準にとどまる女性の年金 〔短時間労働者等に対する厚生年金の適用、育児期間等に係る配慮措置〕 ○様々なライフスタイルを選択する女性の間での不公平感 〔第3号被保険者制度、遺族年金制度〕 ○女性の長い老後期間に対する保障 〔離婚時の年金分割、遺族年金制度〕
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【目指すべき方向】(III 目指すべき方向と基本的な3つの視点)
「女性自身の貢献がみのる年金制度」
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【基本的な3つの視点】
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【社会保障制度としての基本的論点】 (IV 社会保障制度としての年金制度に係る基本的論点)
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【年金制度設計上検討していくべき具体的な6つの課題】(V 個別の課題)
1 標準的な年金(モデル年金)の考え方
2 短時間労働者等に対する厚生年金の適用
3 第3号被保険者制度
4 育児期間等に係る配慮措置
5 離婚時の年金分割
6 遺族年金制度
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【終わりに】(VI 終わりに)
1 国民的議論が求められる 2 現行制度からの円滑な移行と長期的な視点が必要である 3 他の政策分野も含めた総合的な対応が求められる (1)女性の就労支援策等 (2)少子化対策の推進 (3)健康保険制度、税制、企業の配偶者手当の問題についての検討 |