作業療法は、身体や精神に障がいがある方に対して、日常生活を送る上で必要な生活動作をスムーズに行えるように、手や体を使う作業活動を通して、身体機能面や精神機能面に働きかけ、対象者様の生活に合わせたリハビリテーションを行っています。作業療法士は「対象者が作業をすることで元気になれる」ことを支援し、その人らしい生活を元気に楽しく生きがいをもって送ることができるお手伝いをする、「こころ」と「からだ」のリハビリテーションを行います。作業療法では対象者それぞれに立案する個別訓練のほか、季節の花々や果物などがデザインされたスキルスクリーン(玉のれん)作り、独創的な発想や自由に創作する陶芸や書道など、対象者が興味を持って楽しく行うことができる、活動を通して楽しみながらリハビリテーションを行っています。

当施設はハンセン病後遺症により身体が不自由なため、食事や日常生活動作に支障がある方が多くいらっしゃいますので、自助具や福祉用具の選定や提供なども行っています。