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社 会 交 流 会 館  〜 星 塚 の 歴 史 〜

社会交流会館では、星塚敬愛園の歴史を展示しています。
日本で、そしてこの地で何が行われてきたのかを、その時代々の人々の日々の営みを通じて、学んでいただければ幸いです。日本におけるハンセン病は「負の遺産」がほとんどです。その中にあっても一人ひとりが懸命に生きたあかしががここにあります。
病気による差別の歴史が繰り返されないためにも、これらの展示を心に刻んでいただきたいと思います。
                        園 長 後 藤 正 道




【 社会交流会館見取図 】





    【 エントランスホール 】

入所者による講演などを行います。
手前は映写機。

     【 歴史展示室 

入所者の方々が使用されていた、義足・松葉杖・食器、ゲートボールで研鑽を重ねて手にされたトロフィー・メダル又、敬愛園の歴史をパネルで展示しています。

     【 夫婦部屋再現 】

四畳半の夫婦部屋を再現しています。
     【 パネルテーマ1 】

・ハンセン病とはなにか
・古代から近世まで
・患者収容の始まり
・隔離の強化


      【 パネルテーマ2 】

・星塚敬愛園開園
・患者収容
・ワゼクトミー
・監禁室と懲戒検束


      【 パネルテーマ3 】

・生活の様子
・治療の様子
・皇室とハンセン病療養所


       
     【 パネルテーマ4 】

・患者作業
・入所者自治会と運動
・新薬プロミンと社会復帰


      【 パネルテーマ5 】

・療養所の子供たち
・らい予防法闘争
・娯楽
・らい予防法廃止と国賠訴訟
・検証会議


      【 パネルテーマ6 】

・ハンセン病問題基本法
・将来に向けて


       
      【 図 書 室 】

星塚敬愛園の記念誌・機関誌他、全国ハンセン病療養所の書物があります。
        【 年 表 】

星塚敬愛園80年の歴史。
       【 ゲートボール 

星塚ゲートボール会が全国大会優勝などで獲得したトロフィーやメダルを展示
       
      【 誓 約 書 】

入園時に、亡くなったとき解剖の承諾をする等の誓約書を書かされた。
       【 点 字 版 】

盲人会に保管されていたアルミ板。舌読していた。

       【 点字ライター 】

盲人の方が使用していた。
       
       【 義 足 】

抗生物資のなかった時代、足を切断し義足を使用している人が多かった。入所者により制作された。

        【 松 葉 杖 】

物資が乏しい時代、入所者の手作りであった。
      【 フォーク・スプーン 】

入所者が使いやすいように技師工作室で加工を行い、使いやすいように工夫されている。
       
      【 ボタンつけ 】

指先が不自由な入所者が服を着るときホタンを掛けるように工夫した道具。

     【木工部で使用された道具】

指の欠損のある方が、手の平に巻いた包帯に引っかけカンナが引けるように工夫した道具等。
        【 園 金 】

園内のみでしか通用しない園金。患者作業賃として渡されていたが、逃走防止の為ともいわれている。



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