パブリック・コメント  厚生労働省ホームページ

診療放射線技師学校養成所指定規則の一部改正に寄せられた意見について

平成13年 4月20日
文部科学省高等教育局医学教育課
厚生労働省医政局医事課

 診療放射線技師学校養成所指定規則の一部改正について、平成12年12月22日から平成13年1月22日まで文部科学省ホームページ及び厚生労働省ホームページに掲載し御意見を募集したところ、2通の御意見をいただきました。お寄せいただいた御意見の概要とそれらに対する考え方につきまして以下のとおり御報告いたします。なお、報告はパブリックコメントの対象となる事項に限っていることを御了承ください。
 いただいた意見については、平成13年5月末まで文部科学省広報室(3階)及び厚生労働省行政相談室(中央合同庁舎5号館2階)で閲覧することができます。
 貴重な御意見をお寄せいただきありがとうございました。

1.御意見の概要と当省の考え方

(1)臨床実習の単位数の配分について

<御意見>

 臨床実習の単位数のうち、学内、養成所内での実習で取得できる割合が、1/3以下から1/5以下に改正されたが、従前どおり1/3以下としたらどうか。

<考え方>

 履修の負担軽減の観点からカリキュラムの大綱化を行い、それに伴い臨床実習の総時間数も減少したところであるが、より実践能力の育成効果の高い病院等での臨 床実習の時間数を従前どおり確保するため、今回の改正を行ったものです。

(2)教育内容について

<御意見>

 患者本位の立場に立った医療人を育成するために、教育課程に患者接遇、看護学等を導入してはどうか。

<考え方>

 全人格的な医療人の育成は大変重要なことと考えており、検討会にてまとめられた報告書の教育目標にも患者接遇や患者への適切な対応について記載されております。しかしながら、そのための個別としての科目の導入は、施行規則で義務づけるよりも、むしろ各学校、養成所において個々のご判断によりそれぞれの特色を生かした形で、行っていただきたいと考えています。

(3)教育内容の名称について

<御意見>

 教育内容として規定されている専門科目名について、他に適当な表現があるのではないか。

<考え方>

 改正後の教育内容の個々の名称については、検討会において専門家の皆様の御意見をうかがい、診療放射線技師教育カリキュラムの大綱化における教育内容の名称として採用したところです。

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