平成19年11月21日
平成19年度生活習慣病予防週間のスローガン募集について
厚生労働省では、広く国民の皆様へ生活習慣病予防のための知識の普及啓発を図るため、毎年2月1日から2月7日までの一週間を「生活習慣病予防週間」と定め、地方公共団体、関係団体等のご協力のもと、様々な事業を行っています。本週間は昭和33年度より実施しており、今年度は50回目にあたります。
近年、生活習慣病有病者やその一歩手前の状態の者(予備群)は、内蔵脂肪型肥満を共通の要因として、高血糖、脂質異常、高血圧の状態が重複している場合も多く、そのような者は虚血性心疾患や脳血管疾患等の発症リスクが大きくなることが明かになっています。このため、これらの重複状態の重要性が注目され、内臓脂肪を減少させることで、それらの発症リスクの低減が図られるという考え方を基本とした「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」の疾患概念が、平成17年4月に関係8学会(日本動脈硬化学会、日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本肥満学会、日本循環器学会、日本腎臓病学会、日本血栓止血学会、日本内科学会)により示されたところです。
また、平成20年度より医療保険者による40歳以上の被保険者・被扶養者に対するメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した健診・保健指導の着実な実施が義務付けられました。
こうした流れを受け、本年度の予防週間では、「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」の考え方を採り入れた生活習慣病の予防に重点を置き、事業展開を図りたいと考えております。
つきましては、本週間を実施するに当たり、本事業の一層の推進を図るため、生活習慣病予防に係るスローガンを広く募集します。採用されたスローガンは「生活習慣病予防週間」推進のため活用させていただきます。
なお、応募数に制限はございませんので、多数の応募をお待ちしております。
(募集内容)
1.応募資格 特になし(但し、応募作品は、未発表で自作のものに限り、作品の版権は主催者に帰属するものとします。)
2.作品内容 |
・「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」に着目した生活習慣病の予防のための普及啓発活動を促進する内容 ・その他、生活習慣病の予防のための普及啓発活動を促進する内容 |
3.応募方法 はがき、FAX、電子メール(seikatsu@mhlw.go.jp)により、次の宛先まで応募して下さい。
<宛先> 〒100-8916 東京都千代田区霞が関1−2−2
厚生労働省健康局生活習慣病対策室生活習慣病予防係
FAX 03-3502-3099
4.募集期間 平成19年11月21日〜平成19年11月30日
5.発表方法 採用者に通知するほか、ホームページ等で発表します。
[参考]過去の例
平成9年度 | 「検査値に、現れてからでは遅すぎる」 |
平成10年度 | 「体重計、のってわかる生活習慣」 |
平成11年度 | 「目標値、めざしてつくる自分の健康」 |
平成12年度 | 「健康は自分でつくる みんなで支える」 |
平成13年度 | 「確かめよう、からだがくれるメッセージ」 |
平成14年度 | 「健康は日々の暮らしの積み重ね」 |
平成15年度 | 「毎日の心がけが予防の第一歩」 |
平成16年度 | 「めざそう健康長寿、見直そう生活習慣」 |
平成17年度 | 「内臓脂肪 減らして防ぐ 生活習慣病」 |
平成18年度 | 「ウエストのサイズダウンで健康アップ!」 |
<照会先> 厚生労働省健康局生活習慣病対策室生活習慣病予防係
TEL 03-5253-1111 内2339・2971
┌ │ │ │ └ |
※ 厚生労働省では、健康に関連する全ての関係機関・団体等を始めとして、国民が一体となった健康づくり運動「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」を推進しております。 |
┐ │ │ │ ┘ |