ケースに学ぶ
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親しい知人の名前が出てこない
年金生活者Jさん(68歳、男性)の場合

年金暮らしののんびりした生活をしています。
2、3年ぐらい前から、財布を置き忘れてしまうことが増えました。昔のことはよく覚えていますので、自分ではたまたま忘れただけだと思っていました。以前からの囲碁友達に会っても、誰だったか思い出せないとか、電話を受けたのにすぐ忘れてしまうなどあり、家族からもよく忘れるねと言われるようになりました。

半年ぐらい前から血圧の薬をもらいに行く予約日をうっかりしてしまったり、紅茶を入れようとやかんに火をかけて忘れてしまうことなどがあり、家族に叱られます。年だからたまに忘れることもあるからと、自分ではあまり気にしていませんでした。また、2カ月前には大丈夫だった散歩道も、少し新しい道に入ると場所がわからなくなって迷うことがありました。よく出かけていた趣味の釣りも少々おっくうになってきました。これも年のせいかなと思っていました。

妻が強く勧めるため、仕方なく精神科の専門外来で診てもらうことにしました。結果は、認知症が考えられるとのこと。ショックでしたが、生活習慣を改善したり、体を動かしたり、人とふれあったりすることで進行を遅らせられるそうです。


 

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