ケースに学ぶ
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お酒がやめられず……、頭はいつもお酒のことばかり
自営業Cさん(52歳、男性)の場合

私は、営業職を続けてきたせいで、つきあいでよく飲んでいましたが、平日だけでした。数年前から、毎日飲むようになり、眠るために深酒するようになりました。でも明け方早くに目が覚めてしまいます。職場の健康診断で肝機能障害を指摘されたこともありましたが、1カ月ぐらい酒を断ったこともありますので、酒はいつでもやめられるだろうと軽く考えていました。

最近は休日には昼から飲んでしまうようになり、再び肝機能障害も指摘されました。いったんやめてみましたが、1、2日すると動悸や汗が出てきて落ち着かなくなります。そうなるとお酒のことがいつも頭から離れず、いろいろ言い訳しつつ、ついお酒に手が出てしまいます。2、3日間ずっと飲んで仕事を休む日も出てきました。

このため妻に強く勧められて、精神科を受診しました。そこで先生にアルコール依存であると診断されました。自分の意志で酒をやめるのは難しいと一大決心をして、断酒するために、入院治療を選びました。退院後は自助グループの断酒会に毎週参加するようになり、断酒を継続しています。もっと早く治療を受けていればと考えることもあります。


 

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