別紙 5
正しい予防知識
☆ 旅行前に
出発前から体調が悪いと抵抗力が落ちることから、出発前から体調を整えることは病気の予防にも大切なことです。
☆ 旅行中に
1. | 水は必ず沸かして飲むか、ミネラルウオーター(有名なブランドのもの)を飲みましょう。 |
2. | 搾りたてのミルクやお手製の乳製品を口にするのはやめましょう。 |
3. | 川や湖、沼などの水辺には寄生虫が見られます。淡水での遊びやスポーツは、注意しましょう。 |
4. | 刺されてうつる病気は広くみられます。ダニ、ノミ、シラミも狙っています。服装に注意し、虫除けスプレーや線香も積極的に利用しましょう。 特に熱帯地域では、蚊が媒介するマラリアやデング熱が流行しています。 マラリアを媒介する蚊は、森林地帯を中心に夜間出没します。夜間の外出は要注意! デング熱を媒介する蚊は、日中、都市部にも出没します。時に家の中にもみられます。 |
5. | 動物(特に野生動物)はどのような病気を持っているか分かりません。むやみに動物に触るのはやめましょう。 |
6. | こまめに手を洗いましょう。手についた細菌は、目、鼻、口などのいろいろな所から体に入ります。特にトイレの後や食事の前は重要です。 |
☆ 帰ってきたら
検疫所では、健康相談を受け付けています。マラリアやデング熱などの検査も行うことができますので、積極的に利用してください。
かかってもすぐに症状が現れるとは限りません。帰ってしばらくしてから具合が悪くなることもあります。熱や下痢など具合が悪くなってきたら、速やかに医療機関を受診するか、検疫所に相談してください。
その際には、旅行先や滞在期間を必ず申し出てください。