定例事務次官記者会見概要

(H20.03.13(木)14:01〜14:04 省内会見場)

【広報室】

《次官会議等について》

(次官)

今日の次官会議の案件の説明をします。厚生労働省関係では、政令が3本かかっております。「保健師助産師看護師法施行令及び薬剤師法施行令の一部を改正する政令案」、これは良質な医療を提供する体制の確立を図るための医療法等の一部を改正する法律が前に成立しておりますが、この法律の一部の施行に伴い、保健師等再教育研修及び薬剤師の再教育研修が実施されることになることから、保健師籍等又は薬剤師名簿にこれらの研修を終了した旨を登録する際の手数料を定める等所要の規定を整備する内容のものであります。2件目の政令案は、「薬事法関係手数料令の一部を改正する政令案」であります。これは、医薬品の承認審査の実状にかんがみ、医療用医薬品を一般用医薬品に転用する場合の承認審査の手数料を引き上げるという内容のものであります。もう1件は、「国民健康保険の国庫負担金及び被用者保険等保険者拠出金等の算定等に関する政令等の一部を改正する政令案」であります。これは、国民健康保険、国民年金及び特別児童扶養手当等の事務費に対する国庫負担金等の算定基礎となる単価について、人件費の動向等を踏まえて改定する等の内容のものであります。私の方からは、以上です。

《質疑》

(記者)

年金記録問題に関して、3月が一つの節目になるわけですが、依然として1,975万件、未解明のものがあるということで、先日直属チームも発足しましたが、4月以降の取組み及び現状の認識についてお願いします。

(次官)

年金記録問題の解明については、関係閣僚会議で議論しながらその方針を定めて取組んでいくということで、今年に入りましてからは、1月、2月、そしてまた3月にも開こうということで準備を進めております。こういう中で、現在の状況、あるいは今後に向けて、方針を固めながら取組んでいきたいということであります。特別チームが大臣の下に新たにできまして、まだ発足したばかりですので現在はいろんな意味で実態を勉強中、把握している最中ということでありますが、記録解明に向けていろんな形でアドバイス、あるいは、ご提案を受けられたら大変ありがたいと。力を合わせてできるだけ解明に努力していきたいと思っております。

(了)


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