定例事務次官記者会見概要

(H19.11.15(木)14:01〜14:05 省内会見場)

【広報室】

《次官会議等について》

(次官)

今日の次官会議では、厚生労働省関係では、地域保健法施行令の一部を改正する政令がかかりました。これは、人口30万人以上の市であって、その市と都道府県とが合意をして決めていくのですが、保健所を設置できる市を指定するということで、新たに四日市市を指定するものであります。次官会議にかかりました当省関係の案件はこれだけです。ご質問があればお答えいたします。

《質疑》

(記者)

昨日、健保組合の大会がありまして、その場で改めて政管健保の負担の肩代わりについて反対の方針を、決議が出たのですけども、与党の中でも一部異論があったりとかですとか、あと、民主党が断固反対という方針を昨日表明されたのですけども、その法改正との関係も含めて、今後、これまでの方針と比べて変更はないかと思うのですけれども、どう取り組まれていくかそこら辺お願いします。

(次官)

昨日、大会がありました後、対馬さんが私の所を訪ねてきまして、大会での決議、要請書を手渡されました。その趣旨の説明も受けました。政管健保の国庫負担を、健保の一元化ということで国庫負担の一部を保険料で埋めることは健康保険組合の存在意義に関わるような大きな問題だということで決議の趣旨を説明されました。この問題については、医療保険の審議会の方で現在検討中でありますので、その審議会での議論をまずは見守っていきたいと思っております。

(記者)

C型肝炎問題で調査チームの進捗状況はいかがでしょうか。

(次官)

調査チームは、基本的に大臣直属のチームで、西川副大臣、政務官あるいは弁護士の方々が入って日程調整をしながらやっていると聞いています。どういう人からヒアリングをするかということも副大臣と相談しながら皆さんの日程を確認しながらやるということですが、ヒアリングをすべき人から全部ヒアリングが終わったということはまだ私は聞いておりません。基本的にこの件は私に入ってこなくてもいいというスタンスでおります。調査チームの独自性でもって動いてもらっていますから。大臣あるいは副大臣のリーダーシップの下でやってもらうということが良いのかなと思っておりまして。あまり十分な情報を持っておりませんけども、終わったという話は聞いておりません。

(了)


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