大臣等記者会見概要  厚生労働省ホームページ

定例事務次官記者会見概要

(H17.02.24(木)14:00〜14:04  省内会見場)
【広報室】
《次官会議等について》

(次官)
 本日の事務次官等会議ですが、厚生労働省関係はILO162号条約、石綿の使用における安全に関する条約の締結について国会の承認を求める件というのがありました。以上です。
《質疑》

(記者)
 昨日国会で党首討論がありましたけれども、年金一元化を含めた社会保障の一体的な見直しの与野党協議がまた縁遠くなったような感じもしたんですが、次官の見方、見通し、ご感想をいただければ。
(次官)
 私も昨日テレビで党首討論を見ていたのですけれども、総理も「いろいろ課題はあるけれども一元化が望ましい」とおっしゃっていましたし、岡田代表は「まず一元化をやるという前提の上に社会保障の一体的見直しをすべきだ」という議論だったわけです。昨年の年金法採決に至る過程で自民党、公明党、民主党の三党の幹事長の間で文書を取り交わした時点からかなりの時間が経って昨日の党首討論の議論ということなので、我々としては政府での社会保障の在り方に関する懇談会での議論が行われているわけですけれども、社会保障の在り方ということになると国を挙げての重要課題でありますから、やはり与野党でも十分な議論をいただくことが重要ではないかと思っています。けれども、これは与野党で調整を更に進めていかれるということだろうと思いますので、我々としては与野党の調整を見守りながら、必要な対応を求められれば、あるいは対応が必要であれば適切に対応していくといったスタンスでいる。与野党の調整がどう図られるのかということをきちんと見ながら対応していくということかなと思っています。
(記者)
 次官ご自身は見通しを持っておられますか。
(次官)
 正直言って、与野党のこの問題についての距離が近づいてみたり、また遠のいてみたりという状況がこれまでもあったわけで、そういった意味では昨日の党首討論、それから党首討論に至る動きというものを踏まえても、ちょっとこれから先どうなるかという見通しは私自身も「こうだ」ということを申し上げられるような状況ではないと思っています。
(了)


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