大臣等記者会見概要  厚生労働省ホームページ

定例事務次官記者会見概要

(H17.02.17(木)14:00〜14:07  省内会見場)
【広報室】

《次官会議等について》

(次官)

 本日の事務次官等会議ですが、厚生労働省関係は案件なしということでありました。
以上です。


《質疑》

(記者)

 来週から中医協の有識者会議がスタートしますけれども、これについてどのような改革を次官としては望んでおられますか。

(次官)

 来週火曜日22日に有識者会議が開催するということになったんですが、これは診療報酬の改定において日本歯科医師会を巡っていろんな問題もあったということもあり、そういった経緯の中で中医協の在り方について検討いただこうということで設けることになったわけです。検討は診療報酬改定に関する企画あるいは立案のあり方、その他の関係を含めた中医協の機能・役割のあり方が1つ。それから公益機能をどう強化していくのかといったことがあるんだろうと思います。あとは病院をはじめとする医療関係者の方々の意見を反映できる委員構成のあり方。こういったことについて検討いただいて、各界、国民の方々がより納得いただける医療保険の運営を目指していきたいと思います。そういう意味で、今年の夏から秋ぐらいまでには結論を得ていただきたいと思っているところです。

(記者)

 第三者というか中立的な委員の方を増やしてという方向はおそらく決まるんでしょうけれども、それだけでは足りないというか、決め方自体の仕組みを改めたほうがいいということを考えていらっしゃいますか。

(次官)

 委員の構成というのも多分今のお話でご検討いただくのだろうと思います。結論がどうなるかというのはこれからご議論いただくのですが、それだけではなくて、診療報酬の改定に当たって中医協の機能なり役割なりというのが従来通りの役割を果たしていただくのか、あるいは役割の果たし方でもう少し工夫をする余地があるのかといったこともだと思います。運営について改善すべき余地があるかどうかということも含めて、せっかく我が国を代表するような有識者の方に委嘱をしたわけですから、幅広い観点、高い見地からいろいろご検討いただければと思っています。そこは会議の中でいろいろご議論いただくことになるのだろうと思うので。

(記者)

 それから社会保険庁の不祥事の関係なのですけれども、処分がまだ残っていると思うのですが、時期的な見通しはいかがでしょうか。

(次官)

 これは以前にも申し上げましたけれども、我々としては我々が調べられる限りでの調査をして先般発表致したわけです。さらに新たな問題、あるいは処分に関わって必要な調査があれば調査をするというスタンスであります。そういった段階ですから、我々としては1日も早く処分をしてけじめをつけたいと思っています。けれども国家公務員倫理法との関係を整理することが必要で、今国家公務員倫理審査会事務局ともいろいろ必要な資料の調整をしているという段階で、ちょっと作業に時間がかかっているというのが正直なところで、もう少し時間がかかるのではないかということです。我々だけでは処分できない事案もあるものですから、そういう意味で国家公務員倫理審査会との調整をなるべくスピーディにやって出来るだけ早く処分をきちんとしたいと思っていますけれども、もう少し時間がかかりそうだということです。

(了)


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