大臣等記者会見概要  厚生労働省ホームページ

定例事務次官記者会見概要

(H16.05.27(木)14:04〜14:12 厚生労働省記者会見場)
【広報室】
《次官会議について》

(次官)

 本日の次官会議でございますが、政令5件を含む7件ございました。件名外が12件ほどございまして、その中には1件当省関係の質問主意書に対する答弁がございますが、それ以外は特にございません。格別それ以外にご報告することもないものですから、一つだけご報告というわけではありませんが、来週の月曜日、5月31日が世界禁煙デーだそうであります。この日を含む1週間を我が国では禁煙週間ということにいたしまして、各方面のご協力を頂き、国全体で禁煙に向けての取組を行う、こういう趣旨でありますが、一つには、この国会で、いわゆるたばこ枠組条約につきましてご承認を頂きました。そういう意味では、エポックメーキングな年ということもございます。我が省でも4月から既に喫煙コーナーを一カ所に集約するという手立てをし、ちなみに私自身も禁煙に突入をして、まだなんとか維持しておるわけでございます。今後は私も胸を張って禁煙活動に邁進をしたいと思っている次第であります。それ以外、私の方からご報告する案件はございません。以上でございます。
《質疑》

(記者)

 大臣の方から、社会保険庁改革への取組についてのご決意がありましたけれども、次官として何かどういう方向に進めるとか何かございますでしょうか。
(次官)
 大臣がしばしば、国会審議などにおいても、また記者会見の場におきましても、社会保険庁改革ということに強い決意を持っておられるわけでありまして、私共にもその熱意が伝わって来ておりますし、問題意識のご指示を受けているわけであります。大きな問題、つまり時間をかけざるを得ない問題もありますし、当面取組むべき課題もあります。すぐに成果を得るのは難しいけれども着手は比較的早急に行えるものもある。いくつかのパターンがありますが、時間をかけてじっくり議論すべきものというテーマはちょっと別にいたしましても、早急に実施ないしは取組みをスタートするというような課題につきましては、大臣もおっしゃっておりますように、今国会中にある程度の方向付けをしたいとおっしゃっておりますから、そのご指示に沿って作業をしたい。私は私なりに問題意識というのを多少持っておりますが、まだ関係部局とも議論が途中でございますから、もう少し整理をしてから必要に応じてご報告する時もあるかなと思っております。
(記者)
 大臣から明確な指示はあったのですか。
(次官)
 明確というか、繰り返しご発言されておりますし、折に触れて、改革をというお話がありますから、指示はあったと申し上げていいかと思います。いつ、具体的にこれこれこういう内容で、というわけではありませんけれども、折に触れご決意のほどを私どもにもお話になる、こういうことです。
(記者)
 例の日歯との関係と、それから社会保険庁の情報漏れの関係、それぞれ調査をやられてますけれども進捗状況はいかがですか。
(次官)
 いずれも、まだ、いつ頃までにまとめてというようなところまでいっているというふうな報告はございませんが、日歯の関係につきましては、先週末からいわゆる調査に取りかかっております。どうしても時間外の時間を使ってということでもありますし、ことは慎重に調査しなければならないという性格のものでもありますし、調査の対象もかなり幅広くという前提でやっておりますから、かなりの時間を欲しいというような感じの報告を受けております。それはそれで進めて欲しいと、こう私から言っております。もう一つの方も引き続きでありますが、ちょっとこれも、今いつまでに、というところまで至っておりません。引き続き調査中というふうにご理解をいただきたいと思います。
(記者)
 今日の国会の委員会答弁で、薄井運営部長が、情報漏れの方なのですけれども、週刊誌に取材を受けたことはなかったとおっしゃっていて、ということは本人が否定したら、調査はこれ以上進まないというふうな印象なのですけれども、この辺いかがですか。
(次官)
 今結論めいたことを申し上げるわけにはいきませんが、情報漏れと言いましょうか、具体的に個別の職員の誰が、誰に、どのような内容の情報を提供をしたということを確認する作業というのは、なかなか方法論としても難しいという感じは率直に言ってあります。しかし出来るだけの調査を進めるということです。今結論めいたことを言うのは、いささか早いと思いますけれども、なかなか困難な作業だということは申し上げておかなければならないと思います。
(了)


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