定例事務次官記者会見概要

（次官）

　まず本日の次官会議でございますが、法律案３件、政令案１件、件名外案件として４件ございましたが、当省の提出はございません。ちょうど予算委員会で様々な議論が始まったところでございますし、その中で年金なども論議の対象として取り上げられておりますので、国会の審議という意味ではいろいろございますけれども、格別ご報告という点では本日は特にございません。

（記者）

　今の、国会の審議という部分ですけれども、野党側が対案を示すなど、政府与党案にはきっと風当たりが強いといいますか、そのへんの感想を。

　私どもとしては、今回の制度改正、前回改正から５年経っておりますが、実質的に言えば２年くらいの間、関係の審議会などでかなり幅広いご議論をいただきましたし、最終的には政府与党の協議会という場を通じて、ご案内のように大変精力的なご議論をいただいた上で、成案としてまとまったわけでございます。したがいまして、大変大きな問題ですからいろいろご意見があり、あるいはその中には強い反対のご意見もございますけれども、最善の案というつもりでご提案をしておりますので、是非成立に向けて前向きなご議論をいただけることを期待致しますし、私どももその方向で引き続き努力をいたしたいと考えております。