大臣等記者会見概要  厚生労働省ホームページ

定例事務次官記者会見

(H15.09.25(木)14:01〜14:07 厚生労働省記者会見場)
【広報室】

《次官会議について》

(次官)

 今日の事務次官会議のご報告をいたします。一般案件2件ございまして、そのうち1件が当省関連でございました。これは三宅島噴火による災害を受けた方に対して様々な特別な融資等をしておりますが、我が省で言いますと例えば社会福祉・医療事業団による融資でありますとか、国民金融公庫による融資、そういう類の特例期間の延長をする案件が含まれております。法律案6件ございまして、そのうち1件が当省関連でございます。これは正確に言えば感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律及び検疫法の一部を改正する法律案でございますが、ご案内のように今冬のSARSの流行を懸念する声もございますので、今冬を迎えます前に法律的な手当をしたいということで、この臨時国会にも提案をする予定ででございます。次官会議で了承されました。政令が7件、人事案件、いずれも政府代表を任命する案件でございますが2件、件名外2、一般案件では1件、国会提出案件4件と、こういうような数字でございます。

《その他》

(次官)

 次官会議に先立ちまして、新旧事務の副長官、前任者が古川副長官でありますが、8年数ヶ月の任期を終えられまして今回交代に、そのご挨拶がございました。また新二橋副長官もご挨拶がございました。それから政務の副長官、両副長官でございますけれども、細田、山崎両副長官からもご挨拶がございました。これは次官会議そのものではございませんけれども、同時にそれぞれご挨拶がございました。概況はそんなところでございます。
 なおこれは次官会議ではございませんが、今朝からこの後も少しあるのですが、先程申しました感染症法の与党手続きが進んでおりまして今日中には与党の方も終了いたしますので、明日の閣議でご了解いただければ、この後国会に提出する段取りが付くと、こういうことなるわけでございます。以上でございます。

《質疑》

(記者)

 古川副長官が退任されることになりまして、厚生省出身の副長官だったわけですが、今後、特に年金改革中心に、古川副長官が代わられたことについての影響というか、どういうご感想をお持ちですか。
(次官)
 それは新副長官も行政経験豊かな方でありますから、そういう意味での直接的な影響があるわけではないと思っております。ただ、非常に率直に申し上げれば、古川副長官は私ども、旧厚生省のご出身でありますし、個人的にもご薫陶を受ける機会が多かったものですから、全く個人的な感想を言えば、一抹の寂しさというのはございますけれども、業務の遂行上大きな影響というふうには考えておりません。あえてご参考に申し上げれば、古川副長官のお仕事ぶりの一つの原理、原則は、当然のことといえば当然のことなのですけれども、自分の出身省庁を特に意識するとか、そういうことをむしろあってはならないと、現在の職務の役割を認識して、最大限の判断処理をするというのが古川副長官の哲学でございました。そういうことも含めて考えますと、新副長官に十分引き継いでいただけるというふうに思っております。
(記者)
 今日午前中に慈恵医大の先生方が3人逮捕されたのですが、ご報告はまだ。
(次官)
 ごめんなさい、聞いていません。
(記者)
 いわゆる技術が未熟であるのに、内視鏡手術をしたのはいかんと、それで業務上過失致死に問われて3人逮捕と、極めて厚生省側というか、こちらの事情を知っているものとしては、異例の理由説明での逮捕だなというふうに思うのですが、ご感想をいただければと思ったのですが。
(次官)
 すいません、ちょっと知りませんね。また関連情報を頂戴してから、考えたいと思います。

(了)


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