大臣等記者会見概要  厚生労働省ホームページ

定例事務次官記者会見

(H15.06.26(木)14:00〜14:06 厚生労働省記者会見場)

【広報室】

《次官会議について》

(次官)

 本日の事務次官会議は一般案件は、農林水産省関係の案件一つだけです。中身が若干厚生労働省にも関係なくはないので申し上げますと、閣議了解案件で、平成15年度仲裁裁定の処理についてという内容です。6月17日に中労委から提示されました国有林野事業の新賃金紛争に係る仲裁裁定について、裁定どおり実施する、国会の承認は求めないという内容です。他は案件外で国会提出案件8件、いずれも質問に対する答弁書で、うち厚生労働省関係が3件あります。件名だけ申し上げると、衆議院議員川田悦子君提出の、ILO結社の自由委員会に対する政府の追加情報に関する質問に対する答弁書、もう一本、同じく川田悦子君提出で、支援費制度における国庫補助基準に関する質問に対する答弁書、3本目が参議院議員浅尾慶一郎君提出の医療の現場におけるインフォームド・コンセント及び診療情報の提供の在り方に関する質問に対する答弁書です。あとはとりたててお話するものはありませんでした。以上です。


《質疑》

(記者)

 骨太、今日夕方施行ということでその案が固まりましたけれども、途中経過今までいろいろとお聞きしてきましたが、形が整った段階での総合的評価を。

(次官)

 今日諮問会議が答申をして、明日閣議決定を予定と聞いております。内容については、私どものこれまでの政策方針と十分方向性において一致点がないものもありましたが、いろいろ調整をした結果、私どもの政策方向を大幅に変更するというようなことも、今後の検討次第ではありますが、多分大幅に変更するようなこともないのではないかというような感じを私個人としては持っておりまして、そういう意味では私どものこれまで主張してきたことが、それほど不合理であったとは思えないし、骨太方針においてもそういうことが承認されたというふうに考えております。ただ細部につきましては、これから15年中とか15年度中とか検討期間がきられて、その結果必要な措置を講ずるとかになっておりますので、骨太方針の精神と言いますか、内容に沿って誠実にかつ真摯に議論を詰めていきたいと、こう思っております。

(記者)

 ほぼ省の主張は通ったということになるのでしょうか。

(次官)

 ほぼと言いますか、修正すべきところは修正いたしましたし、私どもが必要であると、こうすべきであると考えていることは適切に反映されたと、こう思っております。

(了)


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