大臣等記者会見概要  厚生労働省ホームページ

定例事務次官記者会見

(H15.04.24(木)14:01〜14:06 厚生労働省記者会見場)

【広報室】

《次官会議について》

(次官)

 今日の次官会議ですが、厚生労働省関係の政令案二本があります。一本は障害者の雇用の促進等に関する法律施行令の一部を改正する政令案ということで、障害者雇用率制度の中の除外職員制度それから除外率制度について所要の政令を整備したという点です。もう一本は雇用保険法施行令等の一部を改正する政令案、これは準備のための案件という位置づけで出ておりまして、雇用保険法等の一部を改正する法律が可決成立し五月一日に施行されるという前提のもとに本日次官会議かけておりますが、施行に必要な政令をしかるべく整備したという中身でありますが内容は省略ということです。あとはいわゆる中小企業に関する施策が経済産業省から国会報告という形で出されたということぐらいで、他は重要な案件はありませんでした。以上です。

《質疑》

(記者)

 大臣が明日からマレイシアの方とジュネーブの方に行くことになりますけれど、マレイシアの方の保健担当大臣会合ではどんなことが話される見通しかということと、あと日本から何か提案のようなものがあるのかどうか。
(次官)
 明日大臣は日本を発たれて26日のクアラルンプールにおきますASEAN+3、日・中・韓プラス香港と、こういうメンバーで保健大臣会合がなされまして、SARS問題が中心議題というふうに聞いております。日本国からどういう提案っていうのは恐縮ですが、私もまだ聞いておりませんので承知しませんが、推測するところASEANで多くの感染者が出ているSARSについて予防、治療含めてどういう対応をとるべきかということを議論するのが当然だろうと思いますが。日本もですね、大臣が以前から記者会見で申し上げているように、日本の医療でこのSARS問題に貢献できるスタッフ、ノウハウがASEAN地域で必要であれば現地に派遣しましょうとかそういう用意はある、考えはあるということをおっしゃってますんで、そういうことが我が国としては貢献できるんじゃないかというふうに思っておりますが、確たることは恐縮ですがわかりません。
(記者)
 ILOの事務局長との会談では何を。
(次官)
 ジュネーブに行ってWHO関係のお仕事もありますが、ILOではソマビア事務局長と会うということになっておりまして、中身は公務員制度改革を巡って連合がILOに問題提起をしたという案件について、日本国政府として現在どういうような国内的な取り組みをしているかということを正確に報告する。日本政府のスタンス、考え方を報告するということであります。ただ厚生労働大臣は、公務員制度改革そのものの所管大臣ではありませんので、法案の作成状況がどうのこうのとかですね、そういう話は大臣として言う立場に無いので、まさに労使関係をあずかる大臣としての御発言になろうかと思っております。

(了)


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