【広報室】

（次官）

　本日の次官会議には厚生労働省の案件はありません。政府共通的なものとして構造改革特別区区域基本方針について明日の閣議決定される案件が一つ、それから改革と展望２００２年度改訂についてというのも明日閣議決定案件という二つがありました。後は特段お話しするような内容ではありません。

《その他》

（次官）

　それから連日抗議行動が続いております支援費制度絡みの件ですが、本日も関係団体等の方々が１１時頃からお集まりになって抗議行動を始めておられたんで、今日の気象状況とか、それから障害者の方々の身体状況合わせ考えまして、１１時４５分頃に厚生労働省の方から一定のルールを守っていただければ庁舎内に部屋を用意することが出来る旨、団体の方に提案をいたしまして、その後話し合いの結果そうしたルールでいこうということになりまして、１２時過ぎから１階の会議室で見えている方のうち一定の方々が入っておられるという状況であります。私の方から以上です。

《質疑》

（記者）

　今日の部屋を用意というのは特に話し合いということではなくて、あくまで場所をお貸しするという。

　こういう雪もちらついていて寒い状況ですから、外で抗議行動されているのもなかなか大変だろうということで用意いたしまして、その中で特段交渉するとか、抗議行動するとかいうことではありませんで、抗議行動は外でやっていただいております。

　障害者団体と厚生労働大臣含めた障害の話し合いというのは、今のところ中断しているような状態だと思うんですが、再開の目途及び障害介護の関係については。

　私どもからは話し合いをいつでもやりましょうとこう呼びかけているという、言い方変かも知れませんが言っているわけですね。ですが、なかなか事態が交渉という形で目に見えて出てきていないというのは事実であります。ただし来週２８日には都道府県の支援費制度担当者にお集まりをいただいて、会議を予定しておりますから、ここでは方針を示さなければならないということでございますので、それまでに障害者の方々と何度でも交渉、話し合いをして、お互いの一致するところを作っていきたいと思っています。

（了）