大臣等記者会見概要  厚生労働省ホームページ

定例事務次官記者会見

(H14.07.04 (木)14:01〜14:08 厚生労働省記者会見場)

【広報室】

《事務次官等会議について》

(次官)

 今日の事務次官等会議は何もございません。何かご質問あればお答えを申し上げたいと思います。

《質疑》

(記者)

 医療抜本改革の進み具合はどうでしょうか。
(次官)
 本当に一生懸命検討しているわけでございまして、今日の提出法案の一つに年限も書かれておりますので、それに向けて作業しているということで、今日の国会における大臣答弁でもそういう旨のお話を大臣からされておりますけれども、私ども誠心誠意それに取り組んでまいると、特に概算要求の時点までに何らかの考え方を示さなければいけないというものにつきまして鋭意、関係部署におきまして検討を進めていると、こういう段階でございます。今までも検討してきてなかなかものに出来なかったわけでございますけれども、何とか改革を前に進めるということで、私どもとして精一杯の努力をしたいと、こういうふうに考えております。
(記者)
 東京女子医大に関して、先週も聞いたんですけれども、12日に審議会の方で処分に関してするかどうか含めて、それに関して何か。特定機能病院としての指定の取り消し以外に何か厚生労働省としてペナルティーというか、処分というか、他にはないのでしょうか。
(次官)
 私どもとして特定機能病院を辞退というお話もございますけれども、それを取り消しにするのかどうか、それを含めて検討するというのは当然ですけれども、私どもとしてそれ以外の権限を持っているわけではございませんので、これは刑事事件にもなってございますし、民事は前からということでございますので、司法の判断ということを待つべきものかなと思っています。その後でそういうお医者さんについての行政処分というのは当然有り得ると思っています。
(記者)
 先程医療の抜本改革の関連で7月あるいは8月の概算要求に間に合わせなければいけないものは鋭意検討しているというお話だったんですが、具体的にこれはどういうものなんですか。病院のことだけはちょっと思い浮かぶんですけれども、それ以外のものは。
(次官)
 基本的には病院でございます。後は執行体制といいますか、効率化、合理化、こういったものがございますので、出来るだけ概算要求に反映させると、考え方も明らかにしていく必要があるんじゃないかと、こういうふうに思っています。ただ具体的な病院名まで出すのは難しいのかなというふうに思っております。
(記者)
 前のお話だと病院はある程度の整理していく基準みたいなものを提示していく、基準みたいなものを示すのが精一杯じゃないかとおっしゃったんですけれども、そうすると予算には絡まないんじゃないのでしょうか。
(次官)
 予算には絡んでくると思います。整備費等が出てきておりますので、それをどういうふうに絡ませるかという問題が当然出てくる。
(記者)
 具体的な固有名詞が出てこないと、ここを削るとか、ここの整備費を縮小していくとかというふうにはならないのではないかと理解しているんですけれども。
(次官)
 その整備費の関係は当然のことながら積み上げということになるということは確かでございますが、整備費と関係ないところも当然出てくるわけでございますから、そういうところまでは無理かなというふうに思っています。

(了)


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