【広報室】

《事務次官会議について》

（次官）

　今日の事務次官等会議では、法律が１本、それから政令が１本我が省関係ではございました。ご承知のとおり薬事法及び採血及び供血あつせん業取締法の一部を改正する法律案につきましては、３月１５日が一応期限となっていたわけでございますけれども、保守党の関係でいろいろ調整をしてきたわけでございますが、ようやく今日次官会議に上げ、明日の閣議に上がるということになっているわけでございまして、内容といたしまして、ご承知のとおりでございますけれども、医薬品、医療機器等の総合的な安全対策の確立を図るということで、医療機器、それから生物由来製品に関わります規制を見直す、承認許可、許可制度の再構築を図るというのが薬事法の部分でございます。併せまして血液関係のものといたしまして、献血を促進するということで、安全な血液製剤の安定的な供給の確保を図るということで、法改正を行うというのでございます。＃＃それから政令でございますが、職業能力開発促進法施行令の一部を改正する政令案ということで、技能検定の関係のものでございまして、技能検定制度の充実を図るということで、技能検定試験を受けようとする者が納付すべき手数料に関しましてその限度額を改定する、技能検定の中で費用がかかるものも含まれてまいりますので限度額を改定する、その限度額の枠の中で個々の技能検定試験に応じて実際の額を定めるということにするものでございます。それと同時に技能検定を行う職種にファイナンシャル・プランニングとか、あるいは金融窓口サービス、レストランサービス、ガラス用フィルム施工と、こういった４種類のものを新たに技能検定として加えるという改正でございます。以上２点につきまして今日の次官等会議のかけて明日の閣議にかかるということになったわけでございます。

※ 記者からの質問は特になし。

（了）