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広報誌「厚生労働」
輝け!介護の星
人相手だから大変さもあるけど、介護は素晴らしい仕事
桑久保 真美
くわくぼ・まみ
社会福祉法人光誠会 特別養護老人ホーム ころぼっくる 介護福祉士 社会福祉主事
くわくぼ・まみ●1991年、栃木県生まれ。2012年、宇都宮短期大学人間福祉学科卒業後、社会福祉法人光誠会に入職。
人間性を高めてくれると実感
「介護の仕事は大変なこともあるけど、人間性を高められる素晴らしい仕事です」。そう話すのは、社会福祉法人光誠会の特別養護老人ホームころぼっくるで働く桑久保真美さんです。
先日は、温泉好きな80代の入居者を、その妹と一緒に那須塩原温泉にある足湯に連れて行ったそう。全介助が必要な入居者で、普段はあまり喜怒哀楽を表に出さないのに、そのときは「うれしいねぇ」と喜んでくれたと、頬をほころばせます。人相手の仕事なので当然難しさもありますが、だからこそ自身の成長にもつながっていると実感しています。
人材確保プロジェクトで力を発揮
昨年は同法人の人材確保プロジェクト「KSK35」の一員として、新卒採用にも関わりました。これは35歳以下の職員8人で、新卒者をリクルートするというもの。入職希望者を対象に施設見学などを行う「フェス」を企画し、目標として参加者50人を掲げました。しかし、開催2週間前で参加予定者は20人ほど。「できるところまでやろう」と奮い立ち、実習生や学校に声をかけ、当日はなんと54人が参加してくれたそうです。「わからないことがたくさんあり、大変でしたが、終わってみると達成感がありました」と、新たな仕事に手応えを感じることができました。
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