厚生労働省

  • 文字サイズの変更
  • 小
  • 中
  • 大

照  会  先

社会・援護局業務課調査資料室

担当 室長補佐 遠藤 豊二

TEL(直)03(3595)2466

TEL(代)03(5253)1111(内)3419


平成20年8月8日

「ロシア政府から受領した旧ソ連邦抑留中死亡者に関する個人資料
の提供について」の送付について


厚生労働省では、これまでにロシア政府等から提供された抑留中死亡者名簿について、身元が判明した抑留中死亡者の御遺族に対して、提供された資料の記載内容を御遺族にお知らせしてきているところです。

平成17年にロシア政府から、旧ソ連邦抑留中死亡者に関する個人資料の原本を撮影したマイクロフィルムが提供されたことから、厚生労働省においては、未特定者の照合調査等に使用するとともに、平成19年に画像の電子化等を終了させ、希望する御遺族に対して、個人資料の写しを提供してきたところです。

今般、より多くの御遺族に同資料を提供できるよう、照会の方法等について、順次御遺族あてに通知することとしたのでお知らせします。

1 送付対象者

旧ソ連抑留中死亡者名簿登載者で身元が判明し、当該名簿の記載内容について お知らせを送付した御遺族のうち、個人資料の存在を確認できた御遺族

(約30,000人)

2 発送日

平成20年8月12日発送(第1回):送付件数 約10,000人

※ その他の御遺族については、平成20年10月上旬までに順次発送の予定です。

3 提供資料の内容

〔資料の概要〕

先の大戦終了後、旧ソ連邦に抑留され、抑留中に死亡された方に関する個人ごとの登録文書

(主な項目)

・氏名、出生年、出生地、召集時の住所(軍隊召集前の最終居住地)

・所属部隊、階級

・家族の氏名等

・抑留された時期、場所

・死亡場所

・死因

・埋葬場所

・医療施設の名称、入院理由、診断

・抑留者の漢字氏名

注1.提供された資料すべてに上記の記載があるわけではありません。

注2.抑留者の漢字氏名以外は、ロシア語で書かれています。

〔参考〕

「旧ソ連邦抑留中死亡者名簿の調査進捗状況」(平成20年8月1日現在)

・登載者総数(ロシア連邦政府等から提供された数)
40,940名

・身元が確認できた者     32,009名

・「お知らせ」送付数       30,521名

※「お知らせ」送付数は、身元が確認できた者のうち、御遺族の所在が確認できた数です。


トップへ