現在、雇用情勢は改善傾向にあるものの、若年層の就業状況は依然として厳しく、無業の状態にある若者が相当数にのぼっております。
厚生労働省においては、このような若者の置かれた状況に応じて自立に向けた包括的な支援を個別的、継続的に実施していくため、地方自治体との緊密な連携のもと「地域における若者自立支援ネットワーク整備事業」を進めています。
当該事業は、地方自治体の主導による若者支援ネットワークの構築・維持を行うとともに、「地域若者サポートステーション」を設置し、総合的な相談支援等を実施するものです(別添概要(PDF:44KB)参照)。
平成20年度は全国77箇所に設置することとし(平成18年度25箇所、平成19年度50箇所)、3月27日付けで75箇所を選定、残り2箇所について、今般、追加募集を行い、企画競争に付し審査した結果、6月25日付けで、「特定非営利活動法人ハートツリー(和歌山県:田辺市を中心に紀南地域)」及び「特定非営利活動法人こうべユースネット(兵庫県:三田市周辺)」を選定いたしました。これにより、3月選定箇所を含めた平成20年度の選定箇所は、別紙1(PDF:459KB)のとおりとなります。
また、これに併せて、「地域若者サポートステーション」における「訪問支援モデルプログラム事業」、「職業意識啓発モデルプログラム事業」及び「職場体験モデルプログラム事業」の実施団体についても募集を行い、別紙2のとおり、それぞれ5団体を選定いたしました。なお、訪問支援、職業意識啓発、職場体験等の支援を実施する団体は、別紙2(PDF:26KB)の団体に限るものではありませんので、各団体における具体的な支援内容等については、中央サポートセンター(財団法人社会経済生産性本部受託)のホームページ(http://www.ys-station.jp)、各若者サポートステーションのホームページ等で御確認ください。