「プレ・2007年ユニバーサル技能五輪国際大会」の開催について本年11月に我が国で開催される「2007年ユニバーサル技能五輪国際大会」(主催:(財)2007年ユニバーサル技能五輪国際大会日本組織委員会)(以下「2007年大会」という。)の周知と大会気運の醸成を図るとともに、情報通信分野における技能者の育成に資するため、組織委員会は別紙のとおり、海外からの選手や審査員等の参加のもと、2007年大会のプレ大会を開催する。
2007年大会のうち技能五輪国際大会は、製造業、建築・建設業及びサービス業等、幅広い職種が競技に採用されているが、情報通信といった比較的新しい分野も90年代後半以降、採用され、職種数も回を重ねるごとに増加している。
2007年大会では、我が国選手も情報通信系職種全てに参加する予定であるが、「ユビキタス社会」を担う情報通信分野の技能者の育成が重要視されている中、本プレ大会や2007年大会の開催が、技能者育成に弾みをつけることが期待される。
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別紙1
「プレ・2007年ユニバーサル技能五輪国際大会」開催概要
1 | 目的 |
本年11月に、我が国で開催される「2007年ユニバーサル技能五輪国際大会(以下「2007年大会」という。)の周知を図るとともに、情報通信分野における技能者の育成に資するため、2007年大会のプレ大会を開催する。 |
2 | 主催 |
(財)2007年ユニバーサル技能五輪国際大会日本組織委員会 |
3 | 後援 |
厚生労働省 中央職業能力開発協会 |
4 | 概要 | |||||||||||||||||||||
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[1] スケジュール |
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【3月19日】
【3月20日】
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[2] 競技職種(4職種) |
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[3] 講演会 |
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情報通信分野の技術動向及び技能者育成等をテーマに、様々な有識者による講演を行う。 (予定講演者)
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[4] 展示 | ||||||||||||||||||||||
2007年大会をパネル等で紹介。 |
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5 | 問い合わせ先 | ||||
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6 | 関連サイト |
http://www.wsp.skillsfestival2007.or.jp/index.html |
(参考)
2007年ユニバーサル技能五輪国際大会について
「2007年ユニバーサル技能五輪国際大会」は、若者が世界のトップレベルの技能を競う「技能五輪国際大会」と障害のある人が世界レベルの技能を競う「国際アビリンピック」の総称であり、本年(平成19年)11月に、静岡県において開催される。 両大会が同時開催されるのは、史上初めてのことであり、約60の国や地域から、約4,000人の参加者が集う予定である。 本大会を通じて、「ものづくり」に対する若者の就業意識の喚起や技能の重要性に対する国民の理解の増進を図るとともに、障害の有無にかかわらず誰もが社会に参画し支え合う「ユニバーサル社会」の実現を目指すこととしている。 |
1 | 大会名称 | ||||
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2 | 名誉総裁 | ||
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3 | 主催 | ||
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4 | 共催 | ||
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5 | 開催場所及び日程 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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6 | 予定参加選手数 | ||||||
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7 | 目標来場者数 20万人以上 |
8 | 予定競技職種 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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(別紙1)
技能五輪国際大会について
1 | 大会概要 | ||||||
技能五輪国際大会は国際的に技能を競うことにより、参加国の職業訓練の振興及び技能水準の向上を図るとともに、青年技能労働者(満22歳以下)の国際交流と親善を目的とした大会で、1950年(昭和25年)に2カ国(スペイン、ポルトガル)で始まった。 1971年(昭和46年)まで毎年開催されていたが、それ以後は原則2年ごとに開催されている。 1966年には、参加国の代表により技能五輪国際組織委員会(ワールドスキルズインターナショナル)が組織され、この組織委員会の定めた規約に基づき、大会が運営されている。 我が国は、1962年(昭和37年)にスペインで開催された第11回大会(ヒホン大会)から参加しており、1970年(昭和45年)には第19回大会が東京で、1985年(昭和60年)には第28回大会が大阪で開催された。 |
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(注) | 技能五輪国際組織委員会 技能五輪国際組織委員会(ワールドスキルズインターナショナル)は、職業訓練の促進、技能に関する制度の情報交換の促進及び青年労働者の国際的相互理解の促進を目的として、1966年(昭和41年)に非政府組織として結成され、その組織は加盟国(46ヶ国・地域、2006年5月現在)の代表により構成されている。日本からは、中央職業能力開発協会が加盟している。 |
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2 | 参加資格 |
出場する競技大会の開催年に満22歳以下である者。(一部の競技を除く)各国1職種につき1名または1組。 |
3 | 競技職種 |
総会により定められた正式職種及びデモンストレーション職種等 |
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(別紙2)
国際アビリンピックについて
1 | 大会概要 | ||||||
国際アビリンピックは、1981年(昭和56年)の国際障害者年を記念して、障害のある人の職業的自立の意識を喚起するとともに、事業主及び社会一般の理解と認識を深め、さらに国際親善を図ることを目的として、1981年10月に第1回大会が東京で開催された。国際アビリンピックは、開催国の障害者関係団体が主催団体となり、国際リハビリテーション協会(RI)〈注1参照〉と国際アビリンピック連合(IAF)〈注2参照〉との共催で開催されている。 | |||||||
(注1) | 国際リハビリテーション協会(Rehabilitation International) 世界的レベルで障害者の諸問題に取り組んでいる障害者問題の分野では唯一の民間団体。加盟国は約80カ国に及び各国の障害者福祉団体・政府機関等が加入している。 |
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(注2) | 国際アビリンピック連合(International Abilympic Federation) 国際アビリンピックを継続的に推進する組織。第2回大会の際の国際会議中、元RI会長・Dr.Harry Fangにより結成が提唱され、第3回大会より正式に発足した。 |
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2 | 参加資格 |
15歳以上の障害のある人。1職種につき1カ国最大3名まで。 |
3 | 競技職種 |
職業技能を競う職業技能競技、障害のある人のすばらしい才能や能力をアピールする技能を競う生活余暇技能競技の2つがある。 |
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