プレスリリース

平成18年10月18日
厚生労働省
農林水産省


第24回コーデックス連絡協議会の概要


 平成18年10月16日(月)に、第24回コーデックス連絡協議会を開催した。
 本協議会では、まず、第29回総会及び第28回魚類・水産製品部会についての報告を受けて、質疑応答及び意見交換が行われた。次に、今後開催が予定されている第28回栄養・特殊用途食品部会、第15回食品輸出入検査・認証制度部会について、その概要、検討議題等の説明を受けて、質疑応答及び意見交換が行われた。また、その他の議題として、我が国で開催予定の第6回バイオテクノロジー応用食品特別部会の準備状況等について説明及び質疑応答が行われた。主な質疑応答事項及び意見は下記のとおり。

(1)第29回総会
「トレーサビリティ/プロダクトトレーシングの適用のための原則」の内容と各国への適用
我が国の部会(特に一般問題部会)ホスト国への積極的な立候補
コーデックス会合へ出席するための旅費の確保の必要性

(2)第28回魚類水産製品部会
イワシ及びイワシ類缶詰製品規格の魚種リストに新たな魚種が追加された理由
チョウザメキャビア製品規格案におけるホウ酸等食品添加物の使用に関する我が国の対応
活及び生鮮二枚貝の規格原案における腸管病原性ウイルスに関する規格案の削除の背景

(3)第28回栄養・特殊用途食品部会
乳児用調整粉乳規格における乳タンパク質の窒素換算係数
乳児用調製粉乳規格における日本人の母乳成分組成の反映
液状食品及び固形食品に含まれる食物繊維の違い
健康強調表示への対応におけるバランスの取れた食生活への配慮
ECやOIEにおける動物福祉への取組み(食品の安全性や品質を確保するための動物の健康保護)への適切な対処

(4)第15回食品輸出入検査・認証制度部会
証明書の偽造問題と電子証明システムの構築
コーデックスで検討される衛生措置の同等性評価のFTA(自由貿易協定)等二国間協定への影響
同等性評価に関する付属文書の対象範囲(個別の措置について規定するのか、大枠のみ規定するのか)に関する我が国の対応方針

(5)第6回バイオテクノロジー応用食品特別部会の進捗状況
会議の開催スケジュール
「組換えDNA動物由来食品」及び「栄養又は健康に資する組換えDNA植物由来食品」の安全性評価の実施に関するガイドライン原案に対する日本政府のコメント作成状況


【問い合わせ先(注:資料配布は厚生労働省のみ)】
 厚生労働省食品安全部企画情報課国際食品室
  国際食品室長 依田 紀彦
   担当:福島 (電話:03-5253-1111内線2407)
 農林水産省消費・安全局国際基準課
  国際基準課長 小川 良介
   担当:みやざこ
宮廻
 (電話:03-3502-8111内線3082)
  ((直)03-5512-2291)

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