平成18年8月7日
大臣官房国際課国際協力室
  補佐 今井(内7302)
  主査 島村(内7306)
(直通)03-3595-2404


第4回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合
社会福祉・保健医療サービスの連携と人材育成
−社会的弱者(児童・女性)支援と福祉・医療サービス−
(8月28日〜8月31日、東京)の開催について


1. 経緯
 厚生労働省は、2003年より、社会福祉及び保健医療の分野におけるASEAN諸国との緊密な関係をさらに発展させ、また、当該分野での人材育成を強化するため、ASEAN10ヶ国から社会福祉及び保健・医療政策を担当するハイレベル行政官を招聘し、ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合を開催している。
 第4回会合では、特に、ASEAN諸国において最重要課題の1つとされ、二国間・多国間協力への要請が高まっている分野である、福祉政策及び医療政策における児童及び女性支援を中心に、社会福祉・保健医療サービスの連携と人材育成をテーマとして、ASEAN各国間の情報・経験の共有を図り、中長期的な協力関係の構築につながる議論を展開する。
 また、本会合は、ASEAN+3保健担当及び社会福祉担当大臣会合を支える事業として関係国間で位置づけられており、第1回から第3回までの会合結果は、ASEAN+3保健大臣会合(2004年4月マレーシア及び2006年6月ミャンマー)及びASEAN+3社会福祉大臣会合(2004年12月タイ)に報告され、高い評価を得ると同時に、今後の会合への期待が表明された。

2. 主催
 厚生労働省、(社)国際厚生事業団(JICWELS)

3. 協力
 ASEAN事務局、国際協力機構(JICA)、世界保健機関西太平洋地域事務局(WHO/WPRO)、南東アジア地域事務局(WHO/SEARO)

4. 開催日時・場所
(1)日時
平成18年8月28日(月)〜8月31日(木)
(2)場所
厚生労働省 住所:東京都千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎5号館
 電話:03-5253-1111(代表)

5. 参加者(予定)
 ASEAN10ヶ国(カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナム、ブルネイ、シンガポール)の社会福祉政策担当行政官各国2名及び保健政策担当行政官各国2名(局長級を含む)、ASEAN事務局、JICA、WHO/WPRO、WHO/SEARO

6. プログラム(予定)
 8月28日(月)
 9:00〜17:00
 ・ 施設見学(児童相談所、児童養護施設、婦人相談所、婦人保護施設、小児医療・周産期医療提供医療機関)

 8月29日(火) 於:厚生労働省専用第18〜20会議室(17階)
 8:30〜15:30 全体会合
 ・ 開会挨拶(厚生労働大臣又は厚生労働審議官(予定))
 ・ 本会合の趣旨(皆川尚史 社会保険業務センター所長)
 ・ 「ASEAN地域における取組み」
 講師:Ms. Moe Thuzar ASEAN事務局人材開発課長補佐
 ・ 「児童問題と地域社会(地域は子どもの安全にどう対応するか)
−東南アジアにおける児童虐待・ネグレクト対策の課題と革新的システム開発−」
 講師:芝野松次郎 関西学院大学社会学部教授
 ・ 「ODAケースレポート:(1)ミャンマーにおける地域展開型リプロダクティヴ・ヘルスプロジェクト、(2)インドネシアにおけるジェンダー平等化促進プロジェクト」
 講師:鈴木良一 (財)家族計画国際協力財団事務局次長/JICA
 ・ カントリープレゼンテーション(ASEAN各国)
 ・ 「WPRO(西太平洋)及びSEARO(南東アジア)地域における取組み」
 講師: Dr. Ezekiel Taranga Nukuro WHO/WPRO保健人材地域アドバイザー
Dr. Sudhansh Malhotra WHO/SEARO小児保健・開発地域アドバイザー

 8月30日(水) 於:厚生労働省専用第18、20会議室(17階)
 9:00〜12:00 分科会
 ・ グループ1「人材育成」
 ・ グループ2「連携」
 午後    全体会合発表準備

 8月31日(木) 於:厚生労働省専用第18、19、20会議室(17階)
 9:00〜12:00
 ・ 全体会合・総括

7. 使用言語
  英語

8. 傍聴・取材
 傍聴又は取材が可能な日は、8月29日(火)開会挨拶及び全体会合、8月30日(水)分科会、8月31日(木)全体会合・総括となりますのでご了承下さい(8月28日(月)の施設見学は不可)。
 傍聴又は取材を希望される方は下記募集要領によりお申し込み下さい。

(募集要領)
  (1)会場設営の関係上、予めご連絡いただきますようお願いいたします。
  (2)葉書、ファクシミリ又は電子メールにてお申し込み下さい。
(別紙1を参照下さい。また、電話でのお申し込みはご遠慮下さい。)
  (3)申し込み締め切り日は8月22日(火)(当日必着)
  (4)傍聴が可能な人数は20名です。傍聴希望者がこれを上回った場合、傍聴希望者の中から抽選により、傍聴できる方を選定することといたします。抽選の結果、傍聴できない方に対しましては後日ご連絡差し上げます。(傍聴可能な方には特段通知等いたしません。)
  (5)当日は、会場への入場の際、身分を証明するものをご提示下さい。
  (6)傍聴者は別紙2に掲げる留意事項を遵守してください。遵守されない場合は、ご退場いただく場合があります。



別紙1

(1) 葉書でお申し込みの場合

形式

 *報道関係者の方におかれては、傍聴・取材が可能な日の冒頭の頭撮りを希望する場合は、その旨を明記して下さい。

(2) ファクシミリ又はE-Mailでお申し込みの場合

  ファクシミリ番号:03-3502-6678
  E-Mailアドレス:cooperation@mhlw.go.jp

  ・宛先 〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
 厚生労働省大臣官房国際課国際協力室 宛

  ・記載事項 第4回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合の傍聴について
  傍聴希望者のお名前(ふりがな)・連絡先住所・電話及びファクシミリ番号・(お差し支えなければ)勤務先・所属団体
報道関係者の方におかれては、傍聴・取材が可能な日の冒頭の頭撮りを希望する場合は、その旨を明記して下さい。



別紙2

傍聴される皆様への留意事項

第4回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合の傍聴にあたり、次の留意事項を遵守してください。これらを守れない場合は退場していただくことがあります。

1 事務局の指定した場所以外の場所に立ち入ることはできません。

2 携帯電話・ポケットベル等の電源は必ず切って傍聴してください。

3 写真撮影やビデオカメラ・テープレコーダー等の使用はご遠慮下さい。(報道関係者の写真撮影等は、傍聴・取材が可能な日の冒頭の頭撮りに限り可。)

4 静粛を旨とし、意見聴取の妨害となるような行為は慎んでください。

5 意見聴取における言論に対し賛否を表明し、又は拍手することはできません。

6 傍聴中、新聞又は書籍の類を閲覧することはご遠慮下さい。

7 傍聴中、飲食及び喫煙はご遠慮下さい。

8 傍聴中の入退席はやむをえない場合を除き謹んで下さい。

9 銃器その他危険なものを持っている方、酒気を帯びている方、その他秩序を乱す恐れがあると認められる方の傍聴はお断りいたします。

10 その他、事務局職員の指示に従うようお願いします。

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