プレスリリース
平成18年 6月15日
厚生労働省
農林水産省


第23回コーデックス連絡協議会の概要


 平成18年 6月13日(火)に、第23回コーデックス連絡協議会を開催した。
 本協議会では、まず、第23回一般原則部会、第38回食品添加物・汚染物質部会、第34回食品表示部会、第16回食品残留動物用医薬品部会及び第27回分析・サンプリング法部会についての報告を受けて、質疑応答及び意見交換が行われた。次に、今後開催が予定されている第29回コーデックス総会について、その概要、検討議題等の説明を受けて、質疑応答及び意見交換が行われた。主な質疑応答事項及び意見は下記のとおり。

(1)第23回一般原則部会
コーデックスにおける暫定(interim)基準の策定廃止が、緊急に措置が必要な場合のコーデックス及び我が国の対応へ与える影響

(2)第38回食品添加物・汚染物質部会
食品添加物一般規格(GSFA)と各個別食品規格中の食品添加物条項の間に乖離が起きる原因となる策定方法の違い
食品添加物のキャリーオーバー及び加工助剤についてのコーデックスと国内法における定義の相違及び表示方法
魚類中のメチル水銀に関する我が国における評価結果や「水銀を含有する魚介類等の摂食に関する注意事項」の今後のコーデックスの議論への反映
魚類中のメチル水銀に関するコーデックスでの審議内容の消費者への情報提供

(3)第34回食品表示部会
遺伝子組換え食品の表示ガイドラインの議論への我が国の対応
トランス脂肪酸の定義の検討時における生理機能の取扱いの有無

(4)第16回食品残留動物用医薬品部会
酢酸メレンゲステロール他、合成成長ホルモンの最大残留基準値設定に対する我が国の考え方

(5)第29回コーデックス総会
一般問題部会と個別食品部会の見解が異なる場合の我が国の対応方針

(6)その他
有害化学物質リスク管理基礎調査事業に基づく調査結果とコーデックスにおける議論との関連
バイオテクノロジー応用食品特別部会に関する作業の進捗状況について
部会における科学的議論についての更なる情報提供


【問い合わせ先(注:配布資料は農林水産省のみ)】
 厚生労働省食品安全部企画情報課国際食品室
  国際食品室長 梅田 珠実
   担当:福島(電話:03-5253-1111内線2407)
 農林水産省消費・安全局消費・安全政策課
  消費・安全政策課長 山田 友紀子
みやざこ
   担当:宮廻
(電話:03-3502-8111内線3082)
((直)03-5512-2291)

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