プレスリリース
平成18年3月20日
厚生労働省
農林水産省


第21回コーデックス連絡協議会の概要



 平成18年3月16日(木)に、第21回コーデックス連絡協議会を開催した。

 会議の概要
 第20回コーデックス連絡協議会(平成17年11月9日)以降に開催された第27回栄養・特殊用途食品部会及び第14回食品輸出入検査・認証制度部会について報告がなされ、質疑応答及び意見交換が行われた。また、今後開催が予定されている第7回乳・乳製品部会、第38回残留農薬部会及び第23回一般原則部会について、その概要、検討議題等を説明し、質疑応答及び意見交換が行われた。

 主な論点等
(1) 最近のコーデックスの活動状況について
(1) 第27回栄養・特殊用途食品部会
報告内容について以下の質疑及び意見交換が行われた。
栄養成分を補強した食品の市場化やその栄養強調表示に関する日本政府の方針について
乳児用調製粉乳規格に適用されるたんぱく質の窒素換算係数について
母乳成分の乳児用調製粉乳規格への反映について
食物繊維の定義において、重合度3を支持した根拠について
食物繊維に関する国内法の規定と部会での対応の整合性について

(2) 第14回食品輸出入検査・認証制度部会
報告内容について以下の質疑及び意見交換が行われた。
リスクベースによる輸入食品の検査のための原則及びガイドラインの食品輸入国に対する影響について
トレーサビリティ/プロダクトトレーシング(T/PT)に関する日本政府の考え方について

(2) 今後のコーデックスの活動状況について
(1) 第7回乳・乳製品部会
主要議題の内容に対する質疑及び意見交換が行われた。
チーズ一般規格におけるチーズの定義、特にたんぱく質凝固の定義の必要性について
プロセスチーズ規格におけるチーズ原料の割合について

(2) 第38回残留農薬部会
主要議題の内容に対する質疑及び意見交換が行われた。
FAO/WHO合同残留農薬専門家会合(JMPR)の評価における我が国の情況の反映について
残留農薬部会で決定する最大残留基準値(MRL)と国内で定めている値との整合性について

(3) 第23回一般原則部会
倫理規範の改訂原案とISO 26000(社会的責任のガイダンス)の関連について

(3) その他
(1) バイオテクノロジー応用食品特別部会
組換えDNA動物由来食品の安全性評価に関する作業部会
倫理及び動物に特有な事項の取扱いについて

 次回会議の予定
 第22回コーデックス連絡協議会は平成18年4月18日(火)に開催予定。


【問い合わせ先(注:配布資料は農林水産省のみ)】
 厚生労働省医薬食品局食品安全部企画情報課
  食品国際企画調整官 梅田 珠実
  担当: 福島(電話:03-5253-1111内線2407)
 農林水産省消費・安全局消費・安全政策課
  消費・安全政策課長 山田 友紀子
  担当:宮廻(みやざこ) (電話:03-3502-8111内線3082)
((直)03-5512-2291)

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