平成17年6月1日
食品安全部監視安全課
 輸入食品安全対策室
  桑崎 室長
  担当: 鶴身 (内線2474)
田中(内線2496)

米国産トウモロコシ(デントコーン)の検査強化について


 本日、農林水産省において、別添(PDF 125KB)のとおり米国産飼料用のトウモロコシから安全性未審査の遺伝子組換えトウモロコシBt10が検出された旨公表されたところです。
 厚生労働省においては、食品の原材料として用いられる米国産トウモロコシ(デントコーン)について、本年5月9日より輸入時にBt10に係るモニタリング検査を実施しており、現在のところ検出した事例はありませんが、今般、飼料用のトウモロコシから検出されたことを受けて、念のため、検査の頻度を拡大し、全船を対象として、品目ごとに実施することとしましたので、お知らせします。
 なお、輸入されている米国産の食品用トウモロコシ(デントコーン)の約9割が分別管理され、遺伝子非組換えとされています。


(参考1) 米国産の食品用トウモロコシ(デントコーン)にかかるBt10の検査結果
(5月9日〜5月31日現在)
品目 届出件数 届出重量(t) 検査実施件数 検査結果判明件数 違反件数
とうもろこし(非組換え) 64 387,377 20 18 0
とうもろこし(組換え) 7 46,784 2 2 0
とうもろこし粉 3 69 1 0 0
合計 74 434,230 23 20 0


(参考2) Q&A:米国における安全性未審査の遺伝子組換えトウモロコシ種子の流通事例について(https://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/03/h0323-1.html


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