31日組1日朝刊ラ・テ31日13時以降解禁

照会先
 社会・援護局福祉基盤課
  担当  曽我 昌樹
  電話  5253−1111(内)2849
  直通  3595−2617

第17回社会福祉士及び介護福祉士国家試験の合格発表について


平成17年 3 月31日
厚生労働省社会・援護局

 社会福祉士及び介護福祉士法(昭和62年法律第30号)に基づき、平成17年1月23日(日)に実施した第17回社会福祉士国家試験並びに平成17年1月23日(日)(筆記試験)、平成17年3月6日(日)(実技試験)に実施した第17回介護福祉士国家試験の合格者を平成17年3月31日(木)に発表する。
 なお、当該試験の実施状況は、次のとおりである。

1 社会福祉士国家試験
(1)試験日  平成17年1月23日(日)
(2)試験地  12都道府県
(3)合格発表日  平成17年3月31日(木) 13時
(4)合格発表  厚生労働省及び財団法人社会福祉振興・試験センターに合格者の受験番号を掲示するとともに、同センターホームページに合格者の受験番号を掲載する。合格者本人には3月31日(木)に合格証書を交付する。
 ただし、大学卒業見込者等については、3月31日(木)までに受験資格を満たしていることを条件として合格させることとし、受験資格を満たさなかった者については、これらの掲示等に関わらず試験は無効となり、合格証書は交付しない。
 なお、合格発表に併せて、合格基準点、正答等について公表するとともに、ホームページにも掲載する。
(5)受験者数  41,044名
(6)合格者数  12,241名
(7)合格率  29.8%

(参考)
 1  社会福祉士とは、社会福祉士及び介護福祉士法に基づき、社会福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、身体上若しくは精神上の障害があること又は環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うことを業とする者である。

 2  社会福祉士国家試験及びその登録は、社会福祉士及び介護福祉士法に基づき、厚生労働大臣がその指定する者に行わせることができるとされており、財団法人社会福祉振興・試験センターが指定されている。
  名称  財団法人社会福祉振興・試験センター
  住所  〒150−0002
 東京都渋谷区渋谷1−5−6
  電話  03(3486)7521
  ホームページ  http://www.sssc.or.jp/
  ※  得点を知りたい受験者には、その照会方法をホームページに掲載する。

 3  これまでの試験結果
  第13回 第14回 第15回 第16回 第17回
受験者数 22,962 名 28,329 名 33,452 名 37,657 名 41,044 名
合格者数 6,074 名 8,343 名 10,501 名 10,733 名 12,241 名
合格率 26.5% 29.5% 31.4% 28.5% 29.8%

 4  合格者の内訳
(1)性別
区分 備考
人数(人) 4,244
(3,687)
7,997
(7,046)
12,241
(10,733)
( )内は第16回の試験結果
割合(%) 34.7
(34.4)
65.3
(65.6)
100.0
(100.0)

(2)受験資格別
区分 福祉系大学等
卒業者
一般養成施設
卒業者
実務経験5年
以上の者
児童福祉司・
査察指導員等
備考
人数(人) 7,742
(6,903)
4,449
(3,794)
50
(36)
12,241
(10,733)
( )内は第16回の試験結果
割合(%) 63.3
(64.3)
36.3
(35.4)
0.4
(0.3)
100.0
(100.0)

(3)年齢別
年齢区分(歳) 人数(人) 割合(%) 備考
   〜30 8,264 (7,662) 67.5 (71.4) ( )内は第16回の試験結果
 31〜40 2,035 (1,629) 16.6 (15.2)
 41〜50 1,267 (944) 10.4 (8.8)
 51〜60 590 (435) 4.8 (4.0)
 61〜 85 (63) 0.7 (0.6)
12,241 (10,733) 100.0 (100.0)

(4)都道府県別
北海道 604 東京都 1,258 滋賀県 156 香川県 99
青森県 95 神奈川県 793 京都府 379 愛媛県 106
岩手県 120 新潟県 343 大阪府 854 高知県 74
宮城県 270 富山県 79 兵庫県 551 福岡県 551
秋田県 49 石川県 105 奈良県 139 佐賀県 100
山形県 77 福井県 78 和歌山県 64 長崎県 169
福島県 107 山梨県 49 鳥取県 45 熊本県 249
茨城県 171 長野県 161 島根県 68 大分県 124
栃木県 189 岐阜県 253 岡山県 232 宮崎県 83
群馬県 211 静岡県 214 広島県 368 鹿児島県 135
埼玉県 678 愛知県 829 山口県 151 沖縄県 108
千葉県 473 三重県 189 徳島県 41 12,241
(注)合格者の受験時の住所による。

 5  社会福祉士登録者
 59,257名(平成17年2月末現在)

2 介護福祉士国家試験
(1)試験日  (筆記試験)平成17年1月23日(日)
 (実技試験)平成17年3月 6日(日)
(2)試験地  12都道府県
(3)合格発表日  平成17年3月31日(木) 13時
(4)合格発表  厚生労働省及び財団法人社会福祉振興・試験センターに合格者の受験番号を掲示するとともに、同センターホームページに合格者の受験番号を掲載する。合格者本人には3月31日(木)に合格証書を交付する。
 ただし、高等学校等卒業見込者については、3月31日(木)までに受験資格を満たしていることを条件として合格させることとし、受験資格を満たさなかった者については、これらの掲示等に関わらず試験は無効となり、合格証書は交付しない。
 なお、合格発表に併せて、合格基準点、正答等について公表するとともに、ホームページにも掲載する。
(5)受験者数  90,602名
(6)合格者数  38,576名
(7)合格率  42.6%

(参考)
 1  介護福祉士とは、社会福祉士及び介護福祉士法に基づき、介護福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、身体上若しくは精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき入浴、排せつ、食事その他の介護を行い、並びにその者及び介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする者である。

 2  介護福祉士国家試験及びその登録は、社会福祉士及び介護福祉士法に基づき、厚生労働大臣がその指定する者に行わせることができるとされており、財団法人社会福祉振興・試験センターが指定されている。
  名称  財団法人社会福祉振興・試験センター
  住所  〒150−0002
 東京都渋谷区渋谷1−5−6
  電話  03(3486)7521
  ホームページ  http://www.sssc.or.jp/
  ※  得点を知りたい受験者には、その照会方法をホームページに掲載する。

 3  これまでの試験結果
  第13回 第14回 第15回 第16回 第17回
受験者数 58,517 名 59,943 名 67,363 名 81,008 名 90,602 名
合格者数 26,862 名 24,845 名 32,319 名 39,938 名 38,576 名
合格率 45.9% 41.4% 48.0% 49.3% 42.6%

 4  合格者の内訳
(1)性別
区分 備考
人数(人) 7,109
(7,064)
31,467
(32,874)
38,576
(39,938)
( )内は第16回の試験結果
割合(%) 18.4
(17.7)
81.6
(82.3)
100.0
(100.0)

(2)受験資格別
区分 受験者数 合格者数 合格率 割合
総数 90,602 38,576 42.6 % 100.0 %
社会福祉施設の介護職員等 35,332   14,672   41.5   38.0  
  老人福祉施設の介護職員等 29,549   12,131   41.1   31.4  
身体障害者福祉施設の介護職員等 1,637   638   39   1.7  
保護施設、児童福祉施設の寮母等 860   357   41.5   0.9  
その他の社会福祉施設の介護職員等 3,286   1,546   47.0   4.0  
訪問介護員 20,277   10,369   51.1   26.9  
介護老人保健施設の介護職員 12,678   4,722   37.2   12.2  
医療機関(療養型病床群等)の看護補助者 11,503   3,645   31.7   9.5  
福祉系高等学校(NHK学園高校専攻科を含む) 8,419   4,118   48.9   10.7  
その他 2,393   1,050   43.9   2.7  
(注) 「その他」は、介護等の便宜を供与する事業を行う者に使用される者のうち、その主たる業務が介護等の業務である者等である。

(3)年齢別
年齢区分(歳) 人数(人) 割合(%) 備考
   〜20 2,629 (2,525) 6.8 (6.3) ( )内は第16回の試験結果
 21〜30 10,426 (11,700) 27.0 (29.3)
 31〜40 9,313 (9,556) 24.2 (23.9)
 41〜50 11,005 (11,143) 28.5 (27.9)
 51〜60 4,933 (4,822) 12.8 (12.1)
 61〜 270 (1,192) 0.7 (0.5)
38,576 (39,938) 100.0 (100.0)

(4)都道府県別
北海道 1,630 東京都 3,112 滋賀県 424 香川県 340
青森県 444 神奈川県 2,292 京都府 1,047 愛媛県 557
岩手県 384 新潟県 881 大阪府 2,756 高知県 280
宮城県 561 富山県 393 兵庫県 1,844 福岡県 1,764
秋田県 407 石川県 499 奈良県 479 佐賀県 282
山形県 458 福井県 338 和歌山県 384 長崎県 611
福島県 514 山梨県 262 鳥取県 198 熊本県 718
茨城県 670 長野県 722 島根県 218 大分県 429
栃木県 461 岐阜県 723 岡山県 759 宮崎県 428
群馬県 485 静岡県 1,237 広島県 946 鹿児島県 821
埼玉県 1,649 愛知県 1,838 山口県 506 沖縄県 350
千葉県 1,471 三重県 719 徳島県 285 38,576
(注) 合格者の受験時の住所による。

 5  介護福祉士登録者
 410,062名(平成17年2月末現在)



別紙1−1

第17回社会福祉士国家試験の合格基準及び正答について


 合格基準
 次の2つの条件を満たした者を合格者とする。
(1)
−ア  総得点150点に対し、得点83点以上の者(総得点の60%程度を基準とし、問題の難易度で補正した。配点は1問1点である。)。

 試験科目の一部免除を受けた受験者
 (社会福祉士及び介護福祉士法施行規則第5条の2)
 総得点70点に対し、得点40点以上の者(総得点の60%程度を基準とし、問題の難易度で補正した。配点は1問1点である。)。

(2)  (1)−ア又はイを満たした者のうち、(1)−アに該当する者にあっては、試験科目(ただし、社会福祉援助技術については、「一問一答問題」と「事例問題」をそれぞれ別個の試験科目とみなす。)14科目((1)−イに該当する者にあっては、6科目。)の各科目すべてにおいて得点があった者。

 正答
 【社会福祉士・精神保健福祉士共通科目】
  社会福祉原論
問題番号 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
正答 5 1 4 3 3 5 3 1 3 2

社会保障論
問題番号 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
正答 3 1 5 5 2及び5 3 2 2 4 5

公的扶助論
問題番号 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
正答 4 3 3 4 3 5 3 1 2 1

地域福祉論
問題番号 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40
正答 4 2 2 4 2 1 5 3 2 2

心理学
問題番号 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50
正答 5 5 4 1 1 3 3 5 2 4

社会学
問題番号 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60
正答 3 2 3 3 3 2 2 5 1 4

法学
問題番号 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70
正答 5 1 3 3 5 3 3 4 2 2

医学一般
問題番号 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80
正答 1 4 4 2 3 5 2 2 4 3


 【専門科目】
  老人福祉論
問題番号 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90
正答 3 3 2 1 4 3 4 1 1 2

障害者福祉論
問題番号 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100
正答 2 4 2 3 5 3 3 1 1 5

児童福祉論
問題番号 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110
正答 3 3 2 2 5 3 1 5 2 2

社会福祉援助技術(一問一答問題)
問題番号 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122
正答 1 2 1 5 2 1 3 2 4 5 2 3

社会福祉援助技術(事例問題)
問題番号 123 124 125 126 127 128 129 130 131
正答 3 4 5 2 1 3 2 4 2
問題番号 132 133 134 135 136 137 138 139 140
正答 3 2 4 2 3 1 1 1 4

介護概論
問題番号 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150
正答 2 3 3 5 2 1 3 5 4 5



別紙1−2

第17回社会福祉士国家試験における正答の取扱いについて


午前  問題15

題 15 年金制度に関する次の記述のうち,正しいものに○,誤っているものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
 遺族基礎年金は,18歳未満の子のいない妻には支給されない。
 国民年金について,学生が納付特例を選択した場合,その3分の1の期間は,保険料の納付済期間として老齢基礎年金の給付額に反映される。
 国民年金法第26条による保険料免除期間は,老齢基礎年金の受給のために必要な資格期間に含まれる。
 国民年金について,学生が納付特例を選択した場合,10年以内の期間分を追納することができる。
(組み合わせ)
1 × ×
2 ×
3 × ×
4 × ×
5 × ×


 採点上の取扱い
 選択肢2及び5を正答とする。


 理由
 問題文Aについては、「国民年金法に定める子の年齢要件」を問うているのか、「18歳未満の子」がいない場合の年金支給の有無を問うているのか記述が不明確であるため、正誤いずれも成立する余地がある。
 Bについては、学生が納付特例を選択した場合、その期間は、年金給付額に反映される保険料免除期間から除くこととされているため誤りである。C、Dについては正しい。
 したがって、選択肢2及び5を正答とする。



別紙2

第17回介護福祉士国家試験の合格基準及び正答について

 合格基準
(1)  筆記試験の合格基準
 次の2つの条件を満たした者を筆記試験の合格者とする。
 総得点120点に対し、得点82点以上の者(総得点の60%程度を基準とし、問題の難易度で補正した。配点は1問1点である。)。
 アを満たした者のうち、以下の「12科目群」すべてにおいて得点があった者。
  (1)社会福祉概論 (2)老人福祉論 (3)障害者福祉論、リハビリテーション論
(4)社会福祉援助技術(演習を含む。) (5)老人・障害者の心理
(6)家政学概論、レクリエーション活動援助法 (7)医学一般、精神保健
(8)介護概論 (9)介護技術(一問一答問題) (10)介護技術(事例問題)
(11)形態別介護技術(一問一答問題) (12)形態別介護技術(事例問題)

(2)  実技試験の合格基準
 筆記試験の合格者のうち、次の条件を満たした者を実技試験の合格者とする。
 総得点100点に対し、得点46.67点以上の者(総得点の60%程度を基準とし、問題の難易度で補正した。)。

 筆記試験の正答
  社会福祉概論
問題番号 1 2 3 4 5 6 7 8
正答 2 5 2 4 4 1 3 5

老人福祉論
問題番号 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
正答 4 2 1 5 3 2 1 5 4 3

障害者福祉論
問題番号 19 20 21 22
正答 3 3 5 4

リハビリテーション論
問題番号 23 24 25 26
正答 1 3 3 1

社会福祉援助技術(演習を含む。)
問題番号 27 28 29 30 31 32 33 34
正答 3 1 2 5 2 2 1 4

レクリエーション活動援助法
問題番号 35 36 37 38 39 40
正答 4 5 4 4 2 5

老人・障害者の心理
問題番号 41 42 43 44 45 46 47 48
正答 1 4 2 3 2 1 4 1

家政学概論
問題番号 49 50 51 52 53 54 55 56
正答 3 1 4 5 4 2 3 5

医学一般
問題番号 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68
正答 5 2 1 3 3 1 2 3 1 4 2 2

精神保健
問題番号 69 70 71 72
正答 1 4 3 3

介護概論
問題番号 73 74 75 76 77 78 79 80
正答 4 3 4 1 1 5 2 3

介護技術(一問一答問題)
問題番号 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91
正答 3 1 2 4 5 2 4 2 4 3 4

介護技術(事例問題)
問題番号 92 93 94 95 96 97 98 99 100
正答 3 3 4 2 2 1 1 2 3

形態別介護技術(一問一答問題)
問題番号 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111
正答 2 5 4 2 3 1 2 1 3 2 2

形態別介護技術(事例問題)
問題番号 112 113 114 115 116 117 118 119 120
正答 5 3 4 2 2 1 3 3 3

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