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照会先厚生労働省健康局結核感染症課
電話
代表03(5253)1111
夜間直通03(3595)2263
担当者中里(内線4609)
田村(内線2932)

平成17年2月4日

インフルエンザの流行状況について
(今年もインフルエンザ流行シーズン入り)


 平成17年第3週(1月17日〜1月23日)の感染症発生動向調査では、インフルエンザの定点あたり報告数が2.81(報告数 13,198人)と流行の目安としている1.0を上回りましたので、今年もいよいよインフルエンザ流行シーズンに入ったと考えられます。
 流行シーズンに入った時期としては例年より遅く(ここ10年で平成12〜13年のシーズンについで二番目に遅い)、昨シーズンと比べると3週ほど遅くなっております。


 
 インフルエンザは、インフルエンザにかかった人の咳、くしゃみ、つばなどの飛沫と共に放出されたウイルスを、鼻腔や気管など気道に吸入することによって感染します。インフルエンザが流行してきたら、人混みは避けましょう。 空気が乾燥すると、咽頭粘膜の防御機能が低下して、インフルエンザにかかりやすくなります。外出時にはマスクを利用したり、室内では加湿器などを使って適度な湿度を保ちましょう。常日ごろからバランスよく栄養をとることも大切です。帰宅時のうがい、手洗いは、かぜの予防と併せておすすめします。 また65歳以上の高齢者の方で、まだ予防接種を受けられていない方は、ワクチン 接種をお勧めします。


【参考:今シーズンの現段階での特徴】
 AH3型のみならず、AH1型、B型のインフルエンザウイルスの分離報告数も多い。(今週のIDWR5、10、21ページも参照ください)

 1.これまでの分離状況 AH1型68件、AH3型100件、B型115件
 2.昨シーズンの分離状況AH1型5件、AH3型4,740件、B型290件、他28件


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