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II.主な調査結果


1 ひとり親世帯等になった理由別の世帯数
 (1)母子世帯の状況
 調査日(平成15年11月 1日)現在の母子世帯数は、1,225,400 世帯で前回調査(平成10年11月 1日)に比べ 270,500 世帯、28.3 %の増加となっている。 母子世帯を国民生活基礎調査(平成15年 6月)の全世帯数(45,800千世帯)との割合でみると 2.7 %となる。
 母子世帯になった理由別では、前回調査に比べ死別が 17.7 %減少(178.8 千世帯→ 147.2千世帯)する一方、生別によるものは 41.1 %増加(763.1千世帯 → 1,076.4千世帯)し、生別世帯の内訳を見ると離婚が 49.7 %、未婚の母が 1.7 %、それぞれ増加している。
 構成割合では、全体の約9割が生別世帯となっている。

 (2)父子世帯の状況
 調査日現在の父子世帯数は、173,800 世帯で前回調査に比べ 10,400 世帯、6.4 %の増加となっている。
 父子世帯数を国民生活基礎調査の全世帯数との割合でみると 0.4 %となっている。
 父子世帯になった理由別では、前回調査に比べ生別によるものは31.4 %増加、死別によるものが 35.8 %減少している。
 構成割合では、全体の約8割が生別世帯となっている。

 (3)寡婦の状況
 調査日現在の寡婦数は、1,081,900 人で、前回調査に比べ 47,000 人、4.2 %の減少となっている。
 構成割合では、生別によるものが 42.3%(前回調査37.0%)となっており、生別の割合が増加している。


表1−(1) 母子世帯になった理由別 母子世帯数及び構成割合の推移
調査
年次
世帯数(単位:千世帯) 構成割合(単位:%)
総数 死別 生別 総数 死別 生別
総数 離婚 未婚
の母
遺棄 行方
不明
その他 総数 離婚 未婚
の母
遺棄 行方
不明
その他
昭和58
63
平成 5
10
15
718.1
849.2
789.9
954.9
1,225.4
259.3
252.3
194.5
178.8
147.2
458.7
596.9
578.4
763.1
1,076.4
352.5
529.1
507.6
653.6
978.5
38.3
30.4
37.5
69.3
70.5




4.4




7.9
67.9
37.3
33.4
40.2
15.0
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
36.1
29.7
24.6
18.7
12.0
63.9
70.3
73.2
79.9
87.8
49.1
62.3
64.3
68.4
79.9
5.3
3.6
4.7
7.3
5.8




0.4




0.6
9.5
4.4
4.2
4.2
1.2

表1−(2) 父子世帯になった理由別 父子世帯数及び構成割合の推移
調査
年次
世帯数(単位:千世帯) 構成割合(単位:%)
総数 死別 生別 総数 死別 生別
総数 離婚 遺棄 行方
不明
その他 総数 離婚 遺棄 行方
不明
その他
昭和58
63
平成 5
10
15
167.3
173.3
157.3
163.4
173.8
66.9
62.2
50.7
52.0
33.4
100.5
111.2
103.1
106.1
139.4
90.7
96.0
98.5
93.4
128.9








1.0




1.0
9.8
15.2
4.6
12.7
8.6
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
40.0
35.9
32.2
31.8
19.2
60.1
64.1
65.6
64.9
80.2
54.2
55.4
62.6
57.1
74.2








0.5




0.5
5.8
8.7
2.9
7.8
4.9

表1−(3) 寡婦になった理由別 寡婦数及び構成割合の推移
調査
年次
世帯数(単位:千世帯) 構成割合(単位:%)
総数 死別 生別 総数 死別 生別
総数 総数
昭和58
63
平成 5
10
15
1,565.0
1,422.2
1,175.6
1,128.9
1,081.9
1,146.0
1,029.4
759.7
678.9
594.4
419.0
392.8
383.7
417.0
457.3




















100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
73.2
72.4
64.6
60.1
54.9
26.8
27.6
32.6
37.0
42.3





















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