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厚生労働省発表
平成16年12月24日
厚生労働省大臣官房厚生科学課
担当係: 企画係
電話: 03-5253-1111(内線:3813、3815)
03-3595-2171(ダイヤルイン)

「医学研究における個人情報の取扱いの在り方に関する専門委員会」
意見書の公表について


 医学研究における個人情報の取扱い等については、これまで各種指針(別紙1)を策定し、研究者が遵守すべき事項を定め、研究の適正な実施に努めてきたところである。
 一方で、近年、遺伝情報等を取り扱う研究等を巡る状況について変化がみられ、また、平成15年5月に個人情報の保護に関する法律が成立し、平成17年4月に同法の全面施行を控えていることから、医学研究における遺伝情報を含む個人情報の取扱いに関し、特に適正な取扱いを確保すべき分野としてその在り方を検討する必要がある。
 このため、厚生科学審議会科学技術部会に医学研究者(ゲノム、疫学等)、医療関係者、法学・倫理専門家等(別紙2)から構成される「医学研究における個人情報の取扱いの在り方に関する専門委員会」(委員長 垣添 忠生 国立がんセンター総長)を設置し、平成16年7月から同年12月まで10回にわたり、同委員会を開催し、医学研究における個人情報の取扱いの在り方に関して、各種指針の見直しや個別法の必要性等も含めて検討を重ねてきた。なお、同委員会における検討に際しては、必要に応じ科学技術・学術審議会生命倫理・安全部会の「ライフサイエンス研究におけるヒト遺伝情報の取扱い等に関する小委員会」(文部科学省)及び産業構造審議会化学・バイオ部会の「個人遺伝情報保護小委員会」(経済産業省)と合同で開催し、検討してきた。
 今般、これまでの検討を基に、別添PDF 40KB)のとおり同委員会の意見書が取りまとめられることとなったので公表する。厚生労働省としては、この意見書を踏まえ各種指針の見直し等を実施することとしている。


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