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1 | 趣旨 現在、我が国においては、完全失業率は改善傾向にあるものの、高水準で推移しており、雇用失業情勢には依然厳しいものがある。また、近年の情報化の進展や産業構造の変化、労働者の就業意識・就業形態の多様化等に伴い労働移動の増大が見込まれる等の経済社会の構造変化が進展している。 こうした中で、現下の雇用失業情勢に的確に対応した能力開発対策を推進し労働者の雇用の安定を図るとともに、労働者のキャリア形成(職業経歴を通した能力形成)に対する支援を通じて、就業能力を高め、一人一人が能力を十分に発揮できる社会を実現することが重要である。 このため、厚生労働省では、毎年11月を「職業能力開発促進月間」、同月10日を「技能の日」として、国及び都道府県において広く国民一般に広報活動を行い、職業能力の開発・向上の促進及び魅力ある技能社会の形成を目指している。 今年度も、多くの職業能力開発関係者の協力を得て、11月を中心に、「卓越した技能者(現代の名工)」の厚生労働大臣表彰式等の各種行事を全国的に展開・実施することにより、職業能力の開発・向上の重要性について、労働者や事業主をはじめ、国民一般の理解を高めることとする。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 主唱 厚生労働省及び各都道府県 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | 実施期間等
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4 | 実施行事等
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昭和45年に技能五輪国際大会(国際職業訓練競技大会)がアジアで初めて我が国で開催されたことを記念して、その開会式が行われた11月10日を「技能の日」、その11月を「職業能力開発促進月間」(昭和60年に「技能尊重月間」から改称。)と定め、昭和46年から、毎年11月を中心に職業能力開発に係る諸行事を全国的に展開している。 |