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病原体検査
(1) |
逆転写PCR検査:陰性
(注1) | 感染研及び衛生微生物協議会リファレンス委員会でのプライマーを使用 | |
(2) |
リアルタイム逆転写PCR検査:陰性
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(3) |
シークエンス検査:陰性
(注1) | 沖縄県で検出されたネスティッドPCRによるバンドをシークエンスした結果、ウエストナイル熱ウイルス遺伝子は存在せず
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(注2) | ネスティッドPCRは非常に高感度なためシークエンス等による確認が必要 |
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2 | 抗体検査
(1) |
IgM抗体(日米2種類のキットを使用):血清及び髄液とも陽性と確認できず(米国キットでは陰性、日本キットでは微弱な反応のみ。確定診断には、回復期の血清の採取が必要) |
(2) |
日本脳炎IgGキットには反応せず陰性。
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3 | 結論
これまでの検査結果からは、ウエストナイルウイルスの感染は確認されていない。
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4 | 検査実施機関:国立感染症研究所ウイルス第一部
(注)ウエストナイルウイルスは、ヒトー蚊―ヒトの感染はない。
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