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厚生労働省発表
平成16年3月19日
担当 雇用均等・児童家庭局 職業家庭両立課
課長 宮野 甚一
育児・介護休業推進室長 平野 良雄
課長補佐 森本 頼子
 電話 03-5253-1111(内線7864)
 夜間直通 03-3595-3275


「ファミリー・フレンドリー・サイト」が オープン!

−企業の仕事と家庭の両立度をインターネットで診断するシステムが始動します−

 少子・高齢化が進行する中で、企業には、そこに働く男女が仕事と育児や家族介護を両立させ、十分に能力を発揮して働ける職場環境を整備することが求められています。
 職場環境の整備には、企業が自社の両立支援の現状を正確に把握し、効果的に取組を進めることが重要です。
 厚生労働省では、企業が自社の「仕事と家庭の両立のしやすさ」の現状を幅広く、客観的に評価し、その後の取組に資するよう、これを手軽に診断できる『ファミリー・フレンドリー・サイト』を開設します( 運営は、(財)21世紀職業財団で実施 )。
 また、本サイトでの診断結果は、平成17年4月から施行される次世代育成支援対策推進法の一般事業主行動計画の目標づくりにも使用できます。


 サイトの概要
  企業の基本情報(社名、業種、労働者数等)を入力して、登録し、
  育児休業制度の内容や、取得状況などの61問の設問(両立指標)に答えるだけで、

  企業の仕事と家庭の両立度を診断します。

 両立度診断の概要

(1) 設問・・・次のような61問の設問で診断します。
 ◎  育児や介護のために休業できる制度の状況(育児休業制度等)
 ◎  仕事をしながら育児や介護ができる制度の状況(勤務時間短縮制度等)
 ◎  制度の利用状況
 ◎  制度を利用しやすい環境づくりの状況
 ◎  その他の仕事との両立がしやすい制度の状況(配偶者出産休暇等)
(2) 診断結果・・・診断結果として次の項目が表示されます。
 ◎  両立指標による得点
 ◎  サイトが保有する約2,800社の両立指標の得点中の順位
  (全体、業種別、規模別、地域別)
 ◎  取組状況の評価、今後の取組へのアドバイス等のコメント

 また、各企業の今後の取組の参考となるよう、サイトが保有する約2,800社の両立指標の得点分布、各設問の回答状況も表示されます。

 ※なお、登録はせず、設問に答えるだけで、仕事と家庭の両立のしやすさをチャート図で表示するトライアル診断もあります。

 サイトの活用方法
 企業は、次のような方法により、本サイトを活用することができます。
(1) 両立対策の取組や制度の利用状況をみるチェックリストにする
(2) 仕事と家庭の両立のしやすさを客観的に把握し、診断結果、コメントをもとに、今後の取組に活用する
(3) 時系列で取組の進捗状況を把握したり、一定の目標を設定して、その達成度を測る
次世代育成支援対策推進法における一般事業主行動計画の目標にも使用できます)

 開設日時  平成16年3月22日(月) 午前零時

 実施主体  財団法人 21世紀職業財団

 アドレス  http://www.familyfriendly.jp


《 添付資料 》
 1  リーフレット「ファミリー・フレンドリー・サイト」
 (1ページ(PDF : 179KB)、 2ページ(PDF : 775KB))
 2  両立指標のポイント


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