厚生労働省医薬食品局
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1. | 経緯 東京都内の業者が販売していた、いわゆる健康食品より医薬品成分であるシルデナフィルに類似した化学構造を有する物質を東京都が発見し、分析の結果、ホモシルデナフィルであると判明した。 | ||||||||||||||||||||||||||
2. | ホモシルデナフィルを検出した製品の名称等
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3. | ホモシルデナフィルについて ホモシルデナフィルの作用に関する文献情報等は報告されていないが、ホモシルデナフィルを摂取した場合、クエン酸シルデナフィルと同じく勃起不全改善作用を持つ代謝物が生成されるものと考えられる。 | ||||||||||||||||||||||||||
4. | 健康被害事例について 現時点では、ホモシルデナフィルを含有していることが確認された製品による健康被害事例は報告されていない。 しかしながら、ホモシルデナフィルは医薬品成分であるシルデナフィルと同様の作用を有すると考えられ、健康被害が発生するおそれが否定できないので、これらの製品を服用されている方は、服用を中止いただき、製品の服用が原因と疑われる症状を示している場合には、医療機関や最寄りの保健所まで相談いただきたい。 | ||||||||||||||||||||||||||
5. | 今後の対応 これらの製品については、関係都道府県が回収等の必要な措置を行うとともに、厚生労働省としても分析方法を都道府県等あてに通知し、同様の事例についての取締りの強化、再発防止に努めることとする。 |
(参考)
・ | 化学構造式
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・ | シルデナフィルについて 国内ではシルデナフィルのクエン酸塩(クエン酸シルデナフィル)が医薬品として承認されております。 なお、承認されているクエン酸シルデナフィルの適応と主な副作用は、次のとおりです。 適応: 勃起不全 副作用: 頭痛、ほてり、視覚障害等 |