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参考資料1

1 
くぼた いそかず
久保田 五十一 氏(60歳)
久保田五十一氏《写真番号 1》

・国内外のプロ野球選手延べ1500人以上が愛用する、木製野球バット製造の第一人者。

【木製野球バット製造工 ミズノテクニクス(株)TEL0584-32-4115 名簿番号111】
 中学卒業後すぐに野球バットの製造に従事し、以来44年の長きにわたり研鑚に励み、日本における野球バット製造の第一人者として知られている。
 木材の選別から削り出し、研磨に至る全ての工程に熟練しており、その技はプロ野球選手からの特別注文品の製作でいかんなく発揮される。選手一人一人から要望や悩みを聞き、重量、形状、スイートスポット等全てを満たしたバットを0.1ミリの狂いもなく、しかも10〜15分という短時間で作り出す。また、単に要望どおりのものを作るだけではなく、選手の悩みに対して適切なアドバイスを行うことで、各選手から絶大な信頼を得ている。
 氏の製作したバットを愛用する選手は、現在約200人(松井秀喜、イチロー、清原和博等)。延べでは1500人を超え(落合博満、衣笠祥雄、バース等)、品質、機能に優れていることで各選手から非常に高い評価を得ている。


2 
きはら みつお
木原 三雄 氏(59歳)
木原三雄氏《写真番号 2》

・ハワイすばる天文台のレンズも研磨した大口径球面レンズ研磨技能の第一人者。

【ガラス研磨工 キャノン(株) TEL03-3503-9821 名簿番号32】
 光学ガラス研磨加工一級技能士であり、大口径球面レンズ研磨技能に卓越し、研磨方式開発において量産化を実現した。また、ハワイ天文台に設置されているすばる望遠鏡の補正系レンズや大阪大学レーザー核融合装置の集光レンズの研磨も手がけている。


3 
かとう ひろよし
加藤 博義 氏(46歳)
加藤博義氏《写真番号 3》

・テストドライバーとして自動車の運動性能開発に長年従事し、スカイラインGT−Rなど数々の名車の誕生に貢献した車両運転性能評価の第一人者。

【自動車検査工 日産自動車(株) TEL03-5219-6668 名簿番号42】
 テストドライバーとして自動車の運動性能開発に長年従事し、車両運動性能官能評価技能については日本の第一人者と言われている。自動車の挙動メカニズムや構造を熟知しており、計測器やシュミレーション技術では把握できない微妙な運動性能を評価し、発生原因を解き明かすことにより、優れた車両の開発に貢献している。高性能車の代表でもあるスカイラインGT−R、フェアレディZの開発にもたずさわった。


4 
かめやま よしひこ
亀山 義彦 氏(59歳)
亀山義彦氏《写真番号 4》

・セビリア万博において安土城天守を復元し、日本建築の美を世界に紹介。

【建築大工 亀山建設(株) TEL058-272-4883 名簿番号68】
 日本建築の様式を把握し、具体的な形に組み上げる技能、特に軒の反り上がりを造る技能に優れている。平成4年に開催されたスペイン・セビリア万国博覧会に日本館のメイン展示として出展された安土城天守を復元する際にもその技能が活かされ、日本建築の美を世界中の人に紹介した。


5 
なかしま ひさこ
中島 尚子 氏(80歳)
中島尚子氏《写真番号 5》

・フラワー装飾界の草分け的存在。

【フラワー装飾師 中島尚子フラワーデザインスクール TEL096-366-5912 名簿番号150】
 昭和41年、当時全国でも数少ないフラワーデザイン専門のスクールを設立し、以降フラワーデザイン(フラワー装飾)の技能者の育成と普及に努め、この業界の草分けとして社会に貢献してきた。特に、和洋の融合を取り入れた卓上花については、業界における第一人者である。


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