平成15年2月8日に開催した「牛海綿状脳症の検査に係る専門家会議」の結果は下記のとおりです。
神奈川県のスクリーニング検査陽性牛について、昨日までに実施されたウエスタンブロット法、病理組織学的検査及び免疫組織化学的検査の結果を精査したところ、病理組織学的検査及び免疫組織化学的検査の結果は陰性と判断されたが、ウエスタンブロット法による検査結果については陰性と判断するに至らなかった。
このため、今後、
1 | 送付された検体の残りを用いて条件を変えたウエスタンブロット法による検査を実施すること |
2 | 現在、と畜場に保管されている脳(頭部として保管)を検体としてウエスタンブロット法、病理組織学的検査及び免疫組織化学的検査を実施すること |
3 | 検体の残りを用いて、バイオアッセイ等の研究を行うこと |
なお、食品の安全性確保に万全を期するため、BSE陽性牛と同等の当該牛の焼却、施設設備の消毒等を行うこととする。
照会先:厚生労働省医薬 食品保健部監視安全課 課長:南 担当:道野(内線2473)