わたしたちにできること。ハンセンびょうを知り、差別や偏見をなくそう。厚生労働省
医学から見るハンセンびょう 歴史から学ぶハンセンびょう ハンセンびょうに関する主な出来事 はんせんびょう患者、元患者の人権回復 わたしたちにできること
医学から見るハンセンびょうとは?
プロミンマン私はプロミンマン、名前の由来は米国で開発された「プロミン」という薬なんだ。1943年昭和18年にこの薬が、ハンセン病に治療効果があることが発表されたことにより、化学療法が進歩し、ハンセン病は他の病気と同じように、容易に治る病になったんだ。このプロミンマンが君たちの疑問に答えていこう。
 
質問1
ハンセンびょうってどんな病気ですか?
答え
「らい菌」による感染症です。
 ハンセン病は、ノルウェーのハンセン医師が発見した「らい菌」という細菌による感染症なんだ。かつては「らい病」と呼ばれ、体の末梢神経がまひしたり、皮膚がただれたような状態になるのが特徴で、病気が進むと容姿や手足が変形することから、患者は差別の対象になりやすかったんだ 。
  ・感染症=微生物や細菌の感染によっておこる病気
・末梢神経=脳やせき髄と皮膚や筋肉などを連絡する神経の総称
質問2
感染したら隔離しなければならない病気ですか?
答え
いいえ、その必要はありません。
 ハンセン病の感染力や発病力は非常に弱く、日常生活で感染する可能性はほとんどないんだ。いつも患者と接している国立ハンセン病療養所で働く職員さんで、ハンセン病に感染した人は90年間で1人も確認されていないんだ。このことからも、感染力・発病力の弱さは明らかだよね。だから隔離する必要はなかったんだ。
質問3
はんせんびょうは治る病気ですか?
答え
はい、治ります。
 プロミンに始まる化学療法によって治るようになったんだ。現在では、いくつかの薬剤を組み合わせた多剤併用療法(multidrug therapy,略してMDT)が広く行われ、早期発見と適切な治療で、確実に治るんだ。今、療養所で生活している人のほとんどはもう治っているんだよ。
  ハンセンびょう療養所の全国配置図
はんせんびょうとは。1いでんびょうではありません。2感染力の極めて弱い細菌による病気です。3すぐれた治療薬により治ります。4早期に治療すれば、身体に障害が残ることはありません。5わが国には感染源になるものはほとんどありません。身体の変形は後遺症(こういしょう)にすぎません。
●調べてみよう
  ハンセン病に取り組んだ人々

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