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医薬局総務課医薬情報室
  室長 定塚 由美子 (内線2722)


HIV刑事事件に伴う東京地検押収資料等の還付について

平成15年1月8日


1 HIV刑事事件の際の東京地検による押収資料等の還付

(1)  いわゆるHIV刑事事件の関係で、去る平成8年8月29日、東京地方検察庁が厚生省(当時)から押収した資料等の一部が、本日、厚生労働省に還付される。

(2)  当時押収された資料等の全体像は、概ね以下のとおりと思われる。
  [分量]  段ボール箱約230箱、約2,000綴(推定)。
[内容]  血液製剤、HIV関係を含む多数の行政文書等。なお、書籍等行政文書ではないと考えられるもの個人の所有物も含まれている見込み。
[形態]  その殆どが文書。その他、カセットテープ、FD等。
[帰属先]  現在の医薬局、医政局及び健康局等の各関係課室。


2 還付後の対応方針

(1)  概ね以下のような対応を行うことにより、閲覧が可能な状態とする予定。
  [資料等の分類]  行政文書と行政文書以外の文書に分類する。
[管理簿の作成]  行政文書ファイル管理簿、行政文書以外の資料等の管理簿をそれぞれ作成し、いずれも、公表する。
[閲覧に向けての準備]  管理簿の作成後、各資料等については、個人の所有物であるもの等閲覧すべきでないものを除き、要望に応じて閲覧が可能な状態とする。なお、閲覧の際には、情報公開法によるルールを踏まえ、個人情報等をマスキングする措置を採る。

(2)  当面、還付資料等の受領後1〜2ヶ月程度を目途に管理簿が作成できるよう、資料等が還付され次第、早急に作業に取り掛かる。


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