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平成14年11月20日

実績評価書及び事業評価書の公表について
〜161の施策目標について初めての実績評価〜

厚生労働省政策統括官付政策評価官室

 厚生労働省では、厚生労働行政における諸政策の政策効果を点検し、政策の不断の見直しや改善に資するとともに、行政の透明化を図るため、昨年から政策評価の実施及びその情報開示の取組を進めている。

 その一環として、今回、
(1) 「厚生労働省における政策評価に関する基本計画」の政策体系に掲げたほぼ全ての施策目標(161)についての平成13年度の実績評価
(2) 平成15年度予算の概算要求を伴う新たな政策に対する事業評価
の評価結果を取りまとめたので、その要旨を別添のとおり公表する。なお、この要旨と評価書については、厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/)にも掲載する予定である。

 実績評価は、今回初めてであるが、厚生労働省のすべての政策を12の基本目標、162の施策目標のもとに整理することにより各政策の目的を明確にした上で、その目標に照らして各政策がどれだけ有効に機能しているかを把握し、その達成状況をできるだけ客観的な評価指標を用いて評価した。
 ただし、各政策の特性により、現状では政策の効果を適切に評価できる評価指標の設定が難しい場合も見られることから、今後、知識、経験の蓄積等を図り、評価指標等について不断の見直しを図っていくことが課題である。

 事業評価については、昨年に公表した「平成14年度予算要求等を伴う新たな政策に対する事業評価結果」に続き、2回目の公表であるが、今回は平成15年度予算の概算要求を伴う新たな政策のうち、重点的な施策又は10億円以上の費用を要する政策とするなど、評価対象を絞り込み、67の政策について評価を実施した。
 評価の実施に当たっては、評価対象政策を「政策評価に関する基本計画」の政策体系に位置づけ、その目的を明確にするとともに、事後にその達成度を検証するための評価指標をあらかじめ設定するなどの改善を図った。ただし、各政策の特性により、現状ではその政策の効果を適切に評価できる評価指標の設定が難しい場合も見られることから、今後、知識、経験の蓄積等を図り、評価方法等を改善していくことが課題である。
 なお、事業評価については、評価対象とした政策について、財政当局等の査定等を踏まえ、必要な修正を加えて政府予算案の確定後に再度公表する予定である。

 平成13年度における社会保険庁の実績評価については、今般、社会保険庁長官から平成13年度の実績報告(平成14年6月28日)を受け、これに基づき22の達成すべき目標毎に評価結果を取りまとめたので、この評価書についても併せて、厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/)に掲載する予定である。


事業評価結果、実績評価結果、平成13年度における社会保険庁の実績の評価をご覧に成りたい方はこちら


(問い合わせ先)
政策統括官付政策評価官室
 大塚(内7773)、深尾(内7784)
 溝口(内7780)


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