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フリーター数の推計
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(注) 本調査における「フリーター」とは、年齢が15〜34歳で、(1)現在就業している者については勤め先における呼称が「アルバイト」又は「パート」である雇用者で、男性については継続就業年数が1〜5年未満の者、女性については未婚で仕事を主にしている者、(2)現在無業者の者にいては家事も通学もしておらず「アルバイト・パート」の仕事を希望する者をいい、総務省統計局「就業構造基本調査」を基に特別集計したものである。
 
フリーターの3類型
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モラトリアム型:
 職業を決定するまでの猶予期間としてフリーターを選択し、その間に自分の「やりたいこと」を探そうとするタイプと、先の見通しがはっきりしないまま学校や職場を離れた者。正社員として責任を持ちたくない、自由でいたいという正社員を忌避した結果フリーターをしている者。

やむを得ず型:
 正規雇用を志向しながらそれが得られない者。家族の事情等でやむなく学費を稼ぐ必要が生じたためにフリーターをせざるを得なくなった者などやむなくフリーターになった者。

夢追求型:
 何かしら明確な目標を持った上で、生活の糧を得るために、あるいは徒弟訓練的な手段としてフリーターを選んだ者。

(資料出所)「大都市の若者の就業行動と意識」(平成13年 日本労働研究機構)


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